クロベンケイガニの話 #92
※「ザリガニの飼育」というタイトルのブログですが、今回ザリガニは登場しません。
昨日帰宅すると、息子がやや興奮気味に話しかけてきました。
どうやらクロベンケイガニが脱皮していたのを発見したようです。
手を引っ張られるようにしていそいそとベランダに出て見に行くと
水場にいるカニの左側、
分かりづらいですが確かにこれは抜け殻です。
いま我が家にはクロベンケイガニが8匹おりますが、
脱皮の確認はこれで2回目となります。
クロベンケイガニの飼育初心者として、
飼育環境のレイアウトに試行錯誤を繰り返しておりますが、
ようやく底床を用意することができました。
クロベンケイガニを捕まえた川です。
ホームセンターで黒土の購入なども考えていたのですが、
どうせなら住んでいた場所の砂にしてやろうと思い、来ました。
はい、こちらがその砂です。
この砂を手前の容器に移しつつ、水場となる皿も入れます。
皿の内側には波紋のような凹凸があります。
これで少しはカニさんも登りやすいかなと思いこれにしましたが、
正直サイズが少し大きかったです。
こちらにカニを移します。
この中に5匹のカニが隠れているはずです。
いろいろな場所に散らばっているのかと思ったら、
左の水場ケースの下に5匹とも固まっていました。
(水場の中にある白いものは、うどんです)
より体の小さな3匹を、新居に移すことにしました。
1匹を水場に入れて、しばらく観察していたのですが、
どうやら自力で皿から出られないみたいです!なんとー。
足がツルツルと滑ってしまうようです。
手伝ってあげれば出られます。
自力で出られるように、水草を入れます。
さて、砂を掘りますかね?
砂を掘るという行為は、きっと無防備な状態だと思いますので、
私が近くにいるときは掘らないかもしれませんね。
ハサミの先がちょっとだけ白くなっているのが良いワンポイントになっています。
3匹移しました。1匹は水草の下にいます。
あとは経過観察です。楽しみです。
予想では、皿の縁近くの砂を掘って、そこに身を潜めるのではないかと思います。
水場が近く、且つ掘る労力が少なくて済むからです。
こちらは残った2匹です。
こちらも週末、新しいレイアウトにしようと考えています。
テーマはひょっこりひょうたん島です(笑)
できれば、ザリガニと同居させてみたいと考えています。
ザリガニは一番小さなメスで考えています。
さて、こちらは比較的大きな3匹を集めたケースです。
きのうの抜け殻を水場から取り出してみます。
これで、ハサミが片方しかなかったカニが脱皮したのだとわかります。
確かに1匹おりました。
この水場にいるカニがそうです。
ハサミは・・・見事に復活しています。
抜け殻を手で持ってみました。
思いのほかしっかりとしています。
もっとフニャフニャしてるのかと思っていました。
そして、一体どこから抜け出たのかさっぱりわかりません。
ネット上にある脱皮の動画を見てみたところ、
お尻のほうから少しずつ抜け出ていくみたいです。
スポンと一瞬で脱皮するザリガニと違って、
クロベンケイガニのほうが脱皮時に狙われやすそうでした。
さて、偶然見つけたあるブログの話ですが、
その方が飼っておられたクロベンケイガニの好物がポップコーン(バター醤油味)で、
ほとんどこれしか食べない、と書かれていました。
物凄い食いつきだったようです。
俄然興味を持ちましたので、早速真似してみようと思います(笑)
今回は以上です。
つづく。