事件発生です #93
ザリガニブログですので、初心に帰ってザリガニの記事からいきます。
今シーズン初のお見合いで、交尾に至りました。
メスは昨年からいる3号です。先日ペアのオスを私のミスで脱走させてしまいました。
オスはザリーの子です。
ザリーの子は9匹残っていますが、オスはこの1匹だけですので、
超がつくほど貴重な1匹です。
昨年12月の半ばにふ化した稚ザリが、ヒーター入りの加温水槽ですくすくと育ち、
約7ヶ月で繁殖可能な成体となりました。
メスのほうがずっと体が大きいです。
ザリーの子、よく頑張りました。
ただハサミの大きさは同じくらいです。さすがオスですね。
ザリーの子でいずれもメスを3匹。同居させることにしました。
実はこの中の1匹をオスだと勘違いしており、今回よく見て間違いに気がつきました。
こちらもザリーの子でいずれもメスを2匹、同居させています。
ホテイアオイの葉っぱが脱走経路になりうるため、このあと千切って、
エサとして与えております。
それがこちらの2匹です。
塩ビ管は2つあるのに、なぜか一方の塩ビ管を巡って争いが始まりました。
体格差があるのですが、体の小さいザリガニのほうが割と果敢でした。
ザリガニ全14匹中、オスは3匹です。
この夏は、オス3匹とメス11匹を、定期的にお見合いさせていこうと思っています。
さて、事件はメダカとミナミヌマエビのいる睡蓮鉢で起こりました。
ここ数日、まるで台風のような強風が吹き荒れており、
ベランダにいても吹き付けてくる雨に濡れる状態でしたので、
まあいいやと思ってメダカにエサをあげていませんでした。
藻があるのでエサの心配がいらないからです。
ただなんとなく、鉢の横を通るときにメダカの姿が見えないなぁとは思っていました。
風が強いので水草の下に潜り込んでいるのかな、と。
ところが一昨日、鉢の中で繁っていたアナカリスとマツモを除けてみたところ、
メダカがいません。
え?え? と思ってよく見たところ、1匹を残して全滅していました。
しかし、死んだ姿すら見当たりません。ですから、消滅したと言ったほうが正しいです。
謎です。
原因不明の大量死が起こり、且つその死骸は、50匹はいるであろうミナミヌマエビによって、
ここ2日間ほどで綺麗に食べ尽くされたということでしょうか。
大量死の原因をいろいろとネットで探ってみましたが、
これだ、という原因は見当たりませんでした。
2年間メダカを飼育していて、このようなことは初めてです。
メダカがいなくなってエビ天国のようになっていた鉢ですが、
今朝鉢の様子を見てみたところ、そのエビもかなりの数が死んでおりました。
雨水は流れ込んでいないので水質の急激な変化は考えにくいです。
連日台風のような暴風でしたので、風との、何らかの因果関係を疑っています。
そんな中、メダカの稚魚が何匹か泳いでいるのは救いです。
また、隣の鉢にも今年生まれたメダカが何匹かいますので、
2年前に6匹からはじまった命のバトンを途絶えさせないよう、
大事に育てたいと思っています。
最後にクロベンケイガニについてです。
予想どおり、皿の縁近くの砂を掘っていました。
翌日は更に深く掘って、潜り込んでいました。
さて、園芸吸水スポンジ(通称オアシス)でひょっこりひょうたん島を作ろうと思っていたのですが、
イメージしていたものを作ろうとすると高さが低くなってしまうため、
以下のような島になりました。
驚いたことに、オアシスは浮いてしまいます。
水をたっぷりと吸い込んで沈むものとばかり思っていました。
そのため、想定していたよりもずっと、水量は少なくせざるを得ませんでした。
ここにクロベンケイガニを2匹、更に、まだ小さいメスのザリガニを入れてみました。
お互いがお互いを初めて見たと思います。
ザリガニにとっては初めてのカニであり、
カニにとっては初めてのザリガニでしょう。
若干、ザリガニのほうが引き気味に見えました。
普段なら私が近づくだけで逃げるカニも、
さすがに目の前にザリガニがいると、そちらに気持ちを持っていかれているようでした。
これが完成形です。
塩ビ管は2つ入れたのですが、
どちらにもカニが入って占拠し、ザリガニがあぶれるというまさかの展開になりました。
陸棲のカニですが、オアシスに隠れられる場所がないため、
仕方なく水棲とならざるを得なかったようです。
この状態はクロベンケイガニにとってはきっと良くないと思いますので、
オアシスの形を工夫する必要がありそうです。
2日後
右下の塩ビ管はザリガニが奪取していました。
オアシスの上にフンがありますので、夜間などは上陸しているようです。
こちらは相変わらずです。
必ず1~2匹は水場に入っています。
3匹とも仲良く(かどうかはわかりませんが)入っていることもあります。
ただ私の気配を感じると縁に足をかけ、
私が近づくと一斉に水から出て行きます。
オアシスがハサミにより削り取られていますので、
カニが誤食していないかが少し心配です。
そして、こちらでも事件が起こりました。
砂のケースに3匹いたはずのクロベンケイガニが、2匹しか見当たりません。
2匹を移動させて、砂を全部掘り返してみたのですが、
どうしても1匹が見つかりません。こつ然と姿を消してしまいました。
謎です。
ただ、またしても強風によって吹き飛ばされた可能性があります。
台風が接近しているとなれば自宅の中に避難させるのですが、
台風でもないのに、台風並かそれ以上の風がこのところ吹き荒れているように思います。
一旦砂ケースは使用を中止して、ザリガニと同居ケースに2匹を合流させました。
今回は以上です。
最後に、バター醤油味のポップコーンですが、
カニもザリガニもよい食いっぷりを見せてくれました。
どうやら美味しいようです。
ただ、あまり体に良いとは思えませんので、たまにあげる程度にしようと思います。
つづく。