ザリガニの飼育

ベランダでの飼育がメインです

ザリガニとクロベンケイガニ #96

また、ザリガニを1匹、脱走させてしまいました。

ザリーの子で、3匹で多頭飼育していたケースから、です。

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右下の一番大きな塩ビ管の上から、

ケースの縁にハサミが届いてしまったのでしょうか。

 

夜間、活発に動き回っているであろうザリガニの姿は目にしませんから、

日中じっとしていることの多いザリガニを基準にして、

このくらいの高さがあれば大丈夫だろう、と思うのは間違いなんでしょうね。

夜行性のザリガニは、思った以上にアクティブに、アクロバティックに、

いろいろな場所を探索しているのかもしれません。

 

あまりにも脱走が多すぎるので、

飼育生体(ケース)を減らすためにわざとやってるのではないかと、

そう思われてしまうかもしれませんが、そんなことはありません。

私がまったく学習しない無能飼育者、というだけです。

 

 

さて土曜日、以前買っていた園芸吸水スポンジ(オアシス)を出してきて、

クロベンケイガニの住処第二弾を作ってみました。

それがこちらです。

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二箇所の穴は、背面と側面にそれぞれがつながっており、トンネルとなっています。

ここに、

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新たに小さいメスのザリガニを1匹入れます。

そして、

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カニを2匹。

 

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水草を入れて完成です。

 

こちらは洗い終わった第一弾のケースです。

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こちらにもザリガニが1匹と、カニが2匹です。

 

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塩ビ管を巡って、ザリガニとカニに争いが起こりました。

この時は、もう1匹のカニがザリガニの後ろからやってきてザリガニを追い出し、

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攻守が逆転して、結局ザリガニは塩ビ管を確保できませんでした。

 

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困ったザリガニは、意外な行動に出ます。

 

翌日ケースを見てみると、

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右上に尻尾のほうが見えます。

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そうです。オアシスに穴を掘っていたのです。削りカスが堆積しています。

身を隠す場所が無ければ自分で作ればいいじゃない、ということなのでしょう。

 

ただこの削りカス、水と一緒に体に入ったら、

ザリガニもカニも、確実に命を縮めると思います。

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急いでスポイトで取り除きましたが、十分ではありません。

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更に掘り進めているようで、また削りカスが出ていました。

好きな形を作れるオアシスは良いアイディアだと思っていましたが、

ザリガニが巣穴を掘るのは想定外でした。

健康を害するおそれがありますので、悩ましいです。

 

体の大きな3匹のクロベンケイガニも一度こちらに避難させ、ケースを掃除しました。

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オアシス、だいぶボロボロです。

やはり誤食しているのではないかと改めて心配になります。

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掃除後です。

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白砂利は取り除きました。

水の中と土管の中と上に3匹います。

 

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こちらの3ケースに、クロベンケイガニ7匹とザリガニ2匹です。

 

 

今回は以上です。

 

つづく。