絶望、からの希望 #98
クロベンケイガニ2匹とザリガニ1匹が同居中のこちらのケースで、
クロベンケイガニが脱皮していました。
7月14日のことです。
さて、ザリガニはどこにいるのかと言いますと、
ココです。
この赤い丸のところにいます。
だいぶ掘り進めたようで、掃除しても朝になるとまた削りカスがたまっています。
今朝、3匹の生存確認をするためにオアシスを持ち上げてみました。
見事な洞穴となっています。
そして、どこをどう探してもクロベンケイガニがケース内に1匹しかおらず、
またしても1匹、失ってしまいました。
一昨日脱皮したカニが食べられてしまったという可能性も無くは無いですが、
もう一方のカニもまだ非常に小さく、ザリガニも小さいので、
それよりは、ホテイアオイを伝って脱走した可能性のほうが高いような気がします。
ホテイアオイに乗ったところで高さが全然足りないと思いますし、
そう思っているからこそホテイアオイを入れているわけですが、
もしかしたら風で動いたホテイアオイから、何かの拍子にヒョイッとケースの縁に
足がとどいたのかもしれず・・・
私にはもはや何もわかりません。
唯一わかるのは、
脱走の危険性のある高さのケースを使い続けている己の愚かさだけです。
と言いながらまだ使い続けます。
ただホテイアオイを入れるのはもうやめにします。
クロベンケイガニ1匹、ザリガニ1匹です。
塩ビ管を2つ入れましたが、ザリガニは自分で掘った穴のほうが落ち着くらしく、
そちらに入っていきました。
これによりクロベンケイガニは全部で6匹となりました。
さて、大阪城公園のザリガニスポットについてです。
ここでは便宜的に、「ザリガニ池」と呼ぶことにします。
コロナの感染拡大を防止するという観点から、
ゴールデンウィークを前にザリガニ池は水をとめられました。
その後晴天が続き、池の水はすっかり枯れて無くなり、
これによりあらゆる水棲生物も死滅した、と、思われておりました。
ところがつい先日、息子のお友達の親御さんから、
ザリガニ池にザリガニがいたよ!と教えていただきました。
おそらく、池の水が枯れたあとも、
地中深く潜ってなんとか生き延びていたザリガニがいたのでしょう。
それが、このところの連日の雨によって池に水がたまり、
再び地上に姿を現した、と、そういうことなんだと思います。
なんという生命力!
これは確かに在来種にとっては脅威ですね(汗)
その様子です。
あちこちにザリガニの死骸が見られました。
力尽きたのか。あるいは共食いかもしれませんね。
ただ、依然として水はとめられたままです。一時的に雨水がたまったに過ぎません。
晴天が続けば干上がるのも時間の問題でしょう。
アメリカザリガニは外来種なので、声高に「命を救って!」とは言いにくいのですが、
子供たちが目をキラキラさせながらザリガニ釣りを楽しめる貴重なスポットですし、
コロナが再流行の兆しを見せる中でも「Go to キャンペーン」を強行するくらいなら、
この池の水を戻すことくらい何の問題もないと思うのですが、いかがでしょう。
まあ、多くは語りますまい。
今回は以上です。
つづく。