不思議なことが起こりました #116
どうもこのところホテイアオイの葉っぱが食べられています。
ネットで調べると、バッタやカナブンなどが食べるようですが、
私はまだその姿を見たことはありません。
ここ数週間かじられているので、どこかに何かが潜んでいるのかもしれません。
さて、毎朝この睡蓮鉢のメダカにエサを与え、
鉢の中の様子をしばし眺めるのが日課となっているわけですが、
今朝、とても驚くことがありました。
とてもミナミヌマエビとは思えない、非常に大きなエビのような生き物が、
水中のホテイアオイに乗っているのが見えたのです。
「!?」
え?なに?
え?もしかして・・・稚ザリ?
そんな馬鹿な、とは思ったのですが、それ以外に考えられません。
なぜこんなところにザリガニが、という疑問は一旦置いておいて、
とりあえずこの稚ザリを睡蓮鉢から取り出すことにしました。
そのために作業の邪魔になる水草を先に取り出したのですが、
そこで私は更に驚くことになります。
え?
結構いる?
完全に1匹だけだと思っていたのですが、
どうも複数匹いるようです。
混迷の度合いが一層深まりましたが、
何はともあれ、すべて取り出しました。
それがこちらです。
全部で6匹いました。(左上の黒い物体は貝です)
このサイズ感、非常に懐かしいものがあります。
これぞまさに稚ザリ、といった感じです。
しかし、孵化してからまあまあ時間が経ってますよこのサイズは。
実は、だいぶ前に息子が、
「鉢の中に大きなエビみたいなのがいるよ」「ヌマエビじゃないよ」
と言ってたことがあるのですが、その時は、
何かの見間違いだと思ってあまり気にも留めていませんでした。
せっかく息子が教えてくれていたのに、
「そんなものがいるはずはない!」という固定観念が、
発見をだいぶ遅らせてしまいました。
とりあえず、稚ザリの数だけ塩ビ管を入れておきました。
しかし、これは非常に不思議な出来事です。というか、不可解です。
なぜ睡蓮鉢の中に稚ザリがいたのでしょう?
そもそも君らは、一体誰の子だい?(汗)
水草や、死んだヌマエビでも食べていたのでしょうか。
それとも、共食いもあったのかもしれませんね。
なにせ、ザリガニのエサとなるようなものは一切入れておりませんでしたので。
この稚ザリたち、孵化してから最低1ヶ月は経過しているサイズ感です。
もしかしたら2~3ヶ月経っているかもしれません。
しかし私は、今夏、抱卵したメスザリガニをまだ一度も見ていません。
考えられるのは、
①抱卵したメスザリガニがいる
②しかし何らかの理由で卵をリリース
③卵の大半は食べるか食べられてしまうかして消滅
(私が気づかずに、掃除の時に流してしまった可能性もあり)
④わずかに残った卵が水草に付着、もしくは、孵化した稚ザリが水草に潜む
(卵が勝手に水草に付着することがなければ、後者です)
⑤その水草を睡蓮鉢に入れる
⑥6匹が生き残る
こうした可能性しか思い浮かばないながらも、
こんなことってホントにあり得るのかな、と思ってしまいます。
それにしても、ザリガニがまた増えてしまいました(笑)
せめて誰の子か、くらいはわかっておきたかったんですけどね~。
ちなみに冒頭の、ホテイアオイをかじっている犯人は稚ザリではないですよ。
ホテイアオイだけを入れたバケツでも、同様にかじられておりますので。
今回は以上です。
つづく