ザリーが旅立ちました #117
昨年9月1日に、大阪城のザリガニ池で捕獲し、
以来、自宅で飼育しておりましたメスのザリーですが、
一昨日、9月12日の朝見たら、既に旅立っておりました。
パッと見はわからないですよね。
メスのザリージンジンと同居させていましたが、
外傷は見受けられませんでしたので、おそらく自然死(病死含む)かと思います。
こちらは約1年前のザリーの姿です。
2019年の夏に捕獲した時点ではまだ成体になっておりませんでしたので、
2019年の春か、もしくは2018年の秋生まれだと思います。
ザリガニの平均寿命は野生下で6~7年、飼育下で約3年と言われておりますので、
それからしたらザリーはやや短命であったと言えます。
ただこの寿命に関しては、オスとメスによる違いや、
産卵経験の有無による違いまでは言及されておりませんので、
一概に短命だったと結論づけるのは、いささか早計かもしれません。
カブトムシでも、長生きさせたかったら交尾はさせるな、というのは
もはや通説となっているようです。
やはり交尾・産卵には、命を削るほどの多大なパワーが費やされるのでしょう。
woriver.comこちらのサイトには、ザリガニを長生きさせるための飼育方法が書いてあります。
確かに理想は、可能な限り大きな水槽で飼い、
そして冬場は冬眠させること、なのでしょう。
(冬場はザリガニを屋外に出す、ということですかね)
余談ですが、私は使っていなかった水槽をベランダに出しておいたところ、
なぜかガラスが割れてしまいましたので、今月末に粗大ごみとして回収される予定です。
それゆえ、今後はもうベランダでの飼育一本でいきます。
エアレーションのある水槽ではザリガニは日中でも活発に動き回りますが、
屋外ケースでは、日中はほとんど動かずじっとしています。
これは、溶存酸素量が圧倒的に少ないからだと私は思っています。
ただ、屋外ケースにエアレーションを入れたらどうなるのか実験したことがないので、
真偽の程は定かではありません。
上記サイトに書いてあるとおり、運動不足が寿命を削ってしまうようですと、
屋外飼育にはおのずと限界があるような気がします。
屋外(ベランダ)飼育において、何をどうすればザリガニを長生きさせられるかが、
今後の課題です。
それと、たとえ寿命を削ってしまうことになるとしても、
なるべく交尾と産卵はすべてのザリガニに経験させたいと思っています。
ザリーは短命だったのかもしれませんが、
とにもかくにもザリーの子らが7匹おりますので、
満足しての大往生だったらいいなぁと思っています。
今回は以上です。
つづく