ザリガニの相性 #152
週末の様子です。
グリーンウォーター化した稚ザリケース。
ケースを移します。
重なり合っているので正確ではないかもしれませんが、
少なくとも48匹はいることが確認できました。
前回4/11時点では70匹いましたので、41日間で22匹減です。
さすがに大きくなってきました。
もう一方のケースです。
こちらは55匹。
前回4/11には80匹でしたので、こちらは25匹減です。
こちらのケース。
右上に横たわっているザリガニを見つけました。
脱皮かな、と思ってよく見てみると、
なんと他のザリガニに襲われたらしく、瀕死状態でした。
左下に抜け殻がありますので、脱皮直後を狙われたのかもしれません。
よく見ると、両ハサミが無い上に、
本来は左右で8本ある脚も、3本しかないようです。
もぞもぞと動いているので、まだ生きていますし、
近づいたらザリジャンプで逃げようともしました。
ザリガニ同士が争って数を減らすのは覚悟の上の多頭ケースですが、
まだ息のある状態でたまたま発見した以上、
もう難しいのかもしれませんが、救うことにしました。
左の脚はほぼ全滅です。
バランスが悪いのか、勝手にひっくり返ってしまうことも。
ちなみにもう1匹同居させていますが、
そちらも両ハサミを取られ、脚が1本欠けています。
どちらもメスザリです。
土曜にはまだハサミがありました。
こちらが日曜の様子。
そしてその取られたハサミを食べるオスザリ。
中に肉が残っているのでしょうか。初めて見ました。
もう一方のハサミも別のメスザリが確保していました。
今回新しいケースに移した2匹ですが、
片側の脚が全滅したザリガニが深刻で、
ひっくり返って無駄に体力を消耗しないようにして欲しいです。
今朝見たら塩ビ管の中でじっとしていました。
今後も経緯を見守ろうと思います。
最後に、最近交尾シーンを見かけないので、
強制的に2匹のみの状態にしてみました。
普段から同じケースのオスとメスです。
メスにはセメント腺ありで、昨年秋に産卵もしていますが、
残念ながら孵化まではいかず。
オスはやる気満々でメスザリを追いかけ回していましたが、
メスザリは逃げ回るのみでしたので、15分ほどで諦めました。
そこで、メスを交代します。
我が家で一番大きなザリージンジン。55匹の稚ザリの母です。
手前がザリージンジン。
大きさにビビったのか、オスザリは奥で威嚇ポーズのままフリーズします。
オスが意を決して近づくと
ザリージンジンはハサミを揃えて準備OKのポーズです。
この時点でこれはうまくいくなと確信しました。
約10分後に見に行くと予想通りでした。
セメント腺も出ていますね。
少なくともこれで、
産卵を経験していても交尾をすることは確認できました。
あとはまた再び産卵できるのか、です。
ちなみにこのあと、
最初の逃げ回っていたメスと、
別ケースのオスを強制見合いさせましたところ、
こちらも無事交尾まで至りました。
最初の組み合わせが失敗したのはなぜでしょう。
どちらも故ザリーの子ですから、
兄妹もしくは姉弟です。
そうしたことの影響はあるのか。
それとも単なる個体の相性の問題なのか。
私は単なる個体の相性の問題だと思っていますが、正解はわかりません。
今回は以上です。
つづく