ザリガニの飼育

ベランダでの飼育がメインです

ザリージンジン、逝く #156

ザリージンジンというのは、

2020年4月4日に、息子が単独で捕まえた初めてのザリガニであり、

息子によって名付けられたメスのザリガニです。

現在2ケースある稚ザリの、一方のケースの母ザリでもあります。

我が家で一番大きく成長しました。

 

8/28に最古参であった父ザリが旅立ち、その4日後の9/1に、

ザリージンジンも旅立ちました。

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亡くなる前日の様子です。

この時点で動きが鈍く、死期が近いのだろうと感じるものがありました。

 

また、同日、療養ケース内にいた一番大きなメスザリガニも息絶えていました。

両ハサミが無く、脚も3本しかないのでまともに移動もできないところを見つけ、

療養ケースに移していたわけですが、脱皮も経て、だいぶ復活はしていました。

ザリーの子なので2019年12月生まれです。

 

残暑の厳しさにより、成体が4匹、力尽きました。

 

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余談ですが、今年のホテイアオイは病気があったのか、

黒く変色して枯れていく傾向にあり、あまり増殖しませんでした。

 

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カブトムシは9/11現在、オスメス共に生きています。

メスがここまで長生きするのは、もしかしたら卵を産んでいないんじゃないかと。

そんな気がします。

 

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交尾中。

果たしてこの秋に抱卵するザリガニは出てくるのでしょうか。

 

稚ザリケースは、一方が7匹となり、

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もう一方は4匹となりました。

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手前のザリガニなど、

成体のザリガニとほとんど変わりません。

 

兄弟でもこの体格差です。

この成長速度を分ける要因は一体何なのでしょうか。

と同時に、必ずしも体が大きいから生き残れるわけではない、ということです。

 

今回は以上です。

最古参、逝く #155

前回の更新からまた一ヶ月近く空いてしまいました(汗)

この間もいろいろありました。

 

記録的な真夏の長雨あり。その後の酷暑あり。

9月に入ってようやく、やや過ごしやすくなってきました。

 

8/17

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たまに交尾シーンを見かけます。

 

真夏は一週間もすれば見事にグリーンウォーター化します。

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塩ビ管ごと取り出して掃除します。

 

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こちら、通称「療養ケース」です。

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成体も稚ザリも、弱っているところをたまたま見つけたら、

こちらのケースに移しています。

結果、なかなかの密度となってしまいました。

 

掃除完了。

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以前、掃除は換水のみで、時間短縮のためケースは洗いません、

と書きましたが、

ケースが緑化して、そのあと黒化までいくと、

視認性が著しく悪くなるうえに、そこからブラシで洗っても、

なかなか色が落ちず苦労しましたので、

前言撤回しまして、ケースは都度、ブラシで磨くようにしました(汗)

 

こちらは稚ザリケースです。

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8/22時点で10匹。

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もう一方は9匹でした。

 

さて、長雨が終わり、真夏の酷暑が戻ってきてしばらく経った8/28(土)、

我が家で最古参のオス(片ハサミ)と、同居させていたザリーの娘が、

息絶えておりました。

ほぼ同時に亡くなったことを考えると、

ケース内の水温の上昇に耐えられなかったのではないかと考えます。

2019年7月21日に捕まえて飼い出して以来、約2年です。

(2018年の秋生まれか、2019年の春生まれだと思います)

 

3年、4年と長生きして欲しかったです。

しかしながら、ベランダのどこにケースを置いても、

一定時間、ケースに直射日光の入る時間帯があります。

この酷暑を乗り切る体力(若さ)が肝要で、

ベランダでの飼育環境下において、2年目の夏は鬼門かもしれません。

夏を乗り切れたとしても相当体力を削られるのではないかと思います。

 

今回は以上です。

久しぶりの更新です #154

5月31日以来の更新です。

約2ヶ月半も空いてしまいました汗

 

この間、我が家で最古参のオスは、

7月21日に飼育を始めてちょうど丸2年が経ち、いまなお健在です。

ただ、同居させていたザリーの子(生後1年8ヶ月)は、

つい先日(8/9)亡くなっていました。

寿命が尽きた感じでした。

 

成体のザリガニは現在、11匹です。

 

また、稚ザリもだいぶ数を減らしました。

8月8日時点の2ケースです。

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どちらも偶然ですが12匹ずつです。

 

このほかに、ザリージンジン(母ザリ)と同居させている稚ザリが1匹。

更に、傷ついたザリガニを避難させているケースにも、

5匹ほど稚ザリがいます。

 

 

6月下旬に抱卵を確認したメスザリがいたのですが、

残念ながら孵化には至りませんでした。

酸欠、なんでしょうかね。

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今年もカブトムシ(オス・メスつがい)がやってきましたし、

ホームセンターで衝動買いしたオカヤドカリもいます。

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また少しずつ更新していきたいと思います。

稚ザリの成長 #153

先日交尾に至ったオスとザリージンジンを、

週末も同じケースに入れてみました。

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立て続けに2度交尾したのを確認してから、

それぞれのケースに戻しました。

 

ほかにも2組試してみたのですが、

そちらはいずれも失敗に終わりました。

メスにセメント腺は出ているので、

なぜ交尾に至らないのか、理由がさっぱり分かりません。

これが相性というものなのでしょうか。

今後、いろいろと組み合わせを変えてみようと思います。

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ちなみのこちらの画像のメス、完全に死んだフリをしていました。

この体勢のまましばらくの間、ピクリとも動きませんでした。

 

さて、日曜に全てのケースの掃除をしました。

こちらは稚ザリケース。

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掃除をしていたら、

ハサミと脚の大半を失った弱々しい稚ザリが目に入りました。

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そこで、

先日作った療養ケース(メスザリ2匹収容中)に移してみることにしました。

 


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脚は左に1本残るのみ。

なんとかたくましく成長して欲しいものです。

 

稚ザリを数えます。

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ケースに51匹。

このほかに、先程の1匹と、水草にしがみついていた1匹がおり、

合計53匹でした。

先日55匹でしたので、一週間で2匹減です。

 

そしてまたもや弱々しい稚ザリが、たまたま目に飛び込んできたため、

そちらも気まぐれに保護しました。

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2匹とも、塩ビ管の下に隠れました。

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更に、掃除中に脱皮がありました。

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脱皮直後は柔らかいのでしょう、体が膨らんで見えますし、

ハサミも脚もフニャフニャしてる感じです。

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掃除後

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アマゾンフロッグピットは根っこが食べ尽くされますので、

新しいのと入れ替えました。

 

もう一方のケースも掃除します。

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こちらも「え、今!?」というタイミングで脱皮した稚ザリがいました。

真ん中下のほうの、他から少し離れた稚ザリがそうです。

 

こちらは46匹。

こちらも一週間で2匹減です。

 

3月21日時点の稚ザリたち

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昨年11月に孵化してから半年ちょっと経ちましたが、

冬の間はほとんど成長しませんでしたので、

ここにきてググッと体が大きくなってきている印象があります。

 

今回は以上です。

 

つづく

ザリガニの相性 #152

週末の様子です。

グリーンウォーター化した稚ザリケース。

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ケースを移します。

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重なり合っているので正確ではないかもしれませんが、

少なくとも48匹はいることが確認できました。

 

前回4/11時点では70匹いましたので、41日間で22匹減です。

さすがに大きくなってきました。

 

もう一方のケースです。

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こちらは55匹。

前回4/11には80匹でしたので、こちらは25匹減です。

 

こちらのケース。

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右上に横たわっているザリガニを見つけました。

脱皮かな、と思ってよく見てみると、

なんと他のザリガニに襲われたらしく、瀕死状態でした。

左下に抜け殻がありますので、脱皮直後を狙われたのかもしれません。

 

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よく見ると、両ハサミが無い上に、

本来は左右で8本ある脚も、3本しかないようです。

もぞもぞと動いているので、まだ生きていますし、

近づいたらザリジャンプで逃げようともしました。

 

ザリガニ同士が争って数を減らすのは覚悟の上の多頭ケースですが、

まだ息のある状態でたまたま発見した以上、

もう難しいのかもしれませんが、救うことにしました。

 

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左の脚はほぼ全滅です。

バランスが悪いのか、勝手にひっくり返ってしまうことも。

 

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ちなみにもう1匹同居させていますが、

そちらも両ハサミを取られ、脚が1本欠けています。

どちらもメスザリです。

 

土曜にはまだハサミがありました。

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こちらが日曜の様子。

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そしてその取られたハサミを食べるオスザリ。

中に肉が残っているのでしょうか。初めて見ました。

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もう一方のハサミも別のメスザリが確保していました。

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今回新しいケースに移した2匹ですが、

片側の脚が全滅したザリガニが深刻で、

ひっくり返って無駄に体力を消耗しないようにして欲しいです。

今朝見たら塩ビ管の中でじっとしていました。

今後も経緯を見守ろうと思います。

 

 

最後に、最近交尾シーンを見かけないので、

強制的に2匹のみの状態にしてみました。

普段から同じケースのオスとメスです。

メスにはセメント腺ありで、昨年秋に産卵もしていますが、

残念ながら孵化まではいかず。

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オスはやる気満々でメスザリを追いかけ回していましたが、

メスザリは逃げ回るのみでしたので、15分ほどで諦めました。

そこで、メスを交代します。

 

我が家で一番大きなザリージンジン。55匹の稚ザリの母です。

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手前がザリージンジン。

大きさにビビったのか、オスザリは奥で威嚇ポーズのままフリーズします。

 

オスが意を決して近づくと

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ザリージンジンはハサミを揃えて準備OKのポーズです。

この時点でこれはうまくいくなと確信しました。

約10分後に見に行くと予想通りでした。

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セメント腺も出ていますね。

 

少なくともこれで、

産卵を経験していても交尾をすることは確認できました。

あとはまた再び産卵できるのか、です。

 

ちなみにこのあと、

最初の逃げ回っていたメスと、

別ケースのオスを強制見合いさせましたところ、

こちらも無事交尾まで至りました。

 

 

最初の組み合わせが失敗したのはなぜでしょう。

どちらも故ザリーの子ですから、

兄妹もしくは姉弟です。

そうしたことの影響はあるのか。

それとも単なる個体の相性の問題なのか。

私は単なる個体の相性の問題だと思っていますが、正解はわかりません。

 

今回は以上です。

 

つづく