ザリガニの飼育

ベランダでの飼育がメインです

梅雨ですねぇ #151

特に書くこともないのですが、各ザリガニケースの様子です。

 

おおむね毎週土日にケースの掃除をします。

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これが、こう。

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これが、こう。

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掃除後の謎の争い。

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喧嘩などによりザリガニのハサミが取れる瞬間はまだ見たことがありません。

そんなシーンはなるべく見たくもありませんが、

喧嘩しているところを見かけると、

ハサミが取れてしまうんじゃないかと、少しドキドキします。

 

 

 

メダカ鉢から間引いたアマゾンフロッグピットが、

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わずか5日間でここまで復活します。

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ちなみに奥の青いバケツにはメダカの赤ちゃんが5~6匹泳いでいます。

 

アマゾンフロッグピットの根っこは稚ザリの好物らしく、

ケースに投入するとすぐに根なし草になってしまいます。

 

 

脱皮しました(5/16)

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こちらは今朝(5/20)

脱皮しました②

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ズーム

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2匹がほぼ同タイミングで脱皮しました。

 

 

今朝の稚ザリケース①

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こんな感じです。

 

 

昨年秋に5匹のメスザリが抱卵したと書きましたが、

よくよく考えてみれば、

メダカ鉢から突如現れた謎の稚ザリたちを産んだ母ザリもいるわけで、

そうなると計6匹のメスザリが抱卵したことになります。

 

もしメスザリが生涯に一度しか抱卵しない、できないのであれば、

現状、ケースによってはオスとメスを無駄に同居させていることになるわけですが、

生涯一度ということはないだろうと今の私は予測してますので、

今週末、全メスザリのセメント腺を確認しつつ、

セメント腺が確認できたメスについては、

オスと1対1のお見合いを試みてみたいと思います。

 

 

最後に、最近ザリガニのエサに煮干(小魚)も使っているのですが、

これは食べ残しによる水質の悪化がほとんど無いと思っていまして、

そのうえ、ザリガニにしては珍しく、

一度食べ残したものを後日再び食べているような気がするため(いい加減)、

もしそうなら、大変優秀なエサではなかろうかと思っています。

 

 

今回は以上です。

 

つづく。

メスは何度も産卵できるのか #150

5月1日に引越した稚ザリたちのケースですが、

一週間ですっかりグリーンウォーター化しました。

それで5月8日に再びリセット(お引越しです)

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ズーム

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既にこのくらいの体格差はありますので、

もうしばらくすると、淘汰が開始されるかもしれません。

 

こちらは今朝です。

脱皮してます。

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リセットから2日経った稚ザリケース

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わずか2日でこれですから、

一週間もすれば見えなくなるほど緑化するのも分かって頂けると思います。

 

 

さて本題です。

大人ザリガニのケースですが、

交尾している姿を全く見かけません。

 

ザリガニのメスは、生涯に何度も産卵できるものなのでしょうか。

私は答えを知りません。

ネットで調べても出てきませんし、

このことについて言及している本も読んだことがありません。

 

昨年秋に5匹のメスが産卵しました。

無事に孵化までいけたのは2匹だけでしたが、

この産卵を経験した5匹は、再び産卵できるのしょうか。

「できない」と仮定した場合、そもそも交尾すらしない可能性が高いです。

だから交尾している姿を見かけないのでは?と思った次第です。

 

自然環境下だと5年ほど生きると言われているザリガニですが、

産卵で、命を削ることになるであろうメスは果たしてどうなのでしょう。

もしメスも5年ほど生きられるのであれば、

複数回の産卵は可能な気がします。

 

生涯一度の産卵で一生を終える生き物もいますし、

そうでない生き物もいます。

 

ザリガニのメスに関して、もしご存知の方がいらっしゃるなら、

ぜひ教えて頂きたいです。

と同時に、私もいろいろと試してみたいと思っています。

 

今回は以上です。

 

つづく

ナワバリ争いでしょうか? #149

久しぶりの更新です。

ザリガニたちにとっては平穏な日々でした、と書きたいところですが、

4月13日、ケース内でオスが倒れていました。

今は亡きザリーの子が4匹のケースです。

発見した時点ではまだかろうじて生きていましたが、

翌日、死亡が確認。

現在はケース内に3匹となっています。

 

発見時

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塩ビ管は四隅に配置しても、ザリガニたちが動かしてしまいます。

また、強風で動くときもあります。

ある程度大きくなったザリガニが4匹だと手狭に感じますし、

起こるべくして起きた事故だと自覚しています。

 

4月18日の稚ザリケース①

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稚ザリケース②

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4月24日

見事にグリーンウォーター化したケースの一例。

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5月1日

稚ザリケースもこの通り。

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あまりにも視認性が悪化した場合は、お引越しor全換水です。

 

息子が引っ越し作業を手伝ってくれています。

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大人気の三連土管。

全体の8割がこの土管に隠れます。

というかここしか隠れられる場所がありません。

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1日も経つと底にはフンがたまり始めます。

 

5月3日にホームセンターでホテイアオイを2株買いました。

これで夏場に扱いきれないほど無限増殖します。

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既に無限増殖を始めているアマゾンフロッグピットは、

ザリガニケースに移していきます。

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稚ザリの脱皮した抜け殻がケースの底に常時転がっています。

この時期、脱皮の瞬間にも立ち会いやすいです。

このところ数えてはいませんが、それほど減ってはいないという印象です。

 

グリーンウォーター化が進んだケースは適宜全換水。

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塩ビ管ごと取り出して

 

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水をジャッと捨てて、ザッと入れて、塩ビ管を戻すだけ。

ケースを磨くのをやめたのであっという間です。

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掃除後

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上のメスが下のメスを執拗に追いかけ回していました。

 

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オスは塩ビ管の中で当初「我関せず」といったテイでしたが、

途中から参戦し出してカオスとなりました。

 

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執拗に追いかけ回していたほうのメスが今度はオスに追いかけられ、

塩ビ管の上に逃げています。

 

オスは交尾したがっているように見えましたが、

完全に拒否されていました。

 

メスがメスを追いかけ回した理由は不明ですが、

ケースの掃除により、

それまで形成されていたであろう漠然としたナワバリがリセットされ、

それにより、強いほうのメスが、もう一匹のメスを、

目の届く範囲から追い出したい欲が出たのではないかと推察します。

もちろん物理的にこの狭いケースでそんなことは不可能ですので、

翌日にはそれぞれがマイ塩ビ管に入って落ち着きを取り戻しています。

 

隣のケースもウロウロしていました。

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すぐそばに人がいて、ザリガニがウロウロすることなどまずありませんので、

掃除が何かしらのスイッチになっていることは間違いがないと思います。

 

今回は以上です。

 

追記

大阪城のザリガニ池がまた止水されており、枯れてきていました。

緊急事態宣言も出ておりますし、理解しなければいけないのでしょうが、

なんとも複雑な気分になります。

ザリガニの飼い方(ベランダ飼育) #148

ザリガニシーズン到来ですので、

ベランダでのザリガニの飼育方法について、

改めてまとめてみたいと思います。

 

なお、完全に自己流であり、これが正しい飼育方法などとは

考えておりませんので、そこはご了承ください。

 

①ケース

②水

③隠れ家

④エサ

⑤繁殖

⑥多頭飼育

⑦掃除

⑧越冬

⑨その他注意点

 

①ケース

百均で十分です。低コストは正義です。

ザリガニは共食いするので、1匹につき1ケースが理想です。

また、高さが10センチ程度だと、脱走のおそれがあります。

体長10センチもあるような大きなザリガニに高さ10センチのケースは不向きです。

それ以下のサイズなら10センチでもいけますが、

水草ホテイアオイ等)や隠れ家を足場にして外に出るので、

十分注意が必要です。

 

底に砂や石を敷くと掃除が大変なので私は何も敷いていませんが、

それでも問題ありません。

 

②水

当初はカルキを抜いていましたが、今は水道水を直接使っています。

稚ザリ含め、見たところまったく問題ないようです。

 

③隠れ家

少し窮屈そうなくらいのサイズ感がザリガニの好みです。

私はL字の塩ビ管を使っています。もしホームセンターがお近くにあれば、

1コ100円くらいで、いろいろなサイズのものが入手できるので便利です。

L字はザリガニに触ることなく塩ビ管ごと持ち上げられるので、

もし触るのが苦手という方であれば重宝すると思います。

 

④エサ

ザリガニは雑食なので栄養のバランスが大事なようです。

ザリガニ用のエサとして売っているものでまず間違いありません。

あとは野菜の切れ端とか、魚の食べ残しとか、

水草とか落ち葉(桜など)を入れてあげればいいと思います。

木の枝もかじりますので非常食になると思います。

食べ残しは水質を悪化させるので、少量を心がけたほうが良いと思います。

ザリガニは2~3日食べられなくてもすぐ死んでしまうようなことはないですし、

念のために水草や落ち葉を常に入れておけば安心です。

 

⑤繁殖

真冬以外にオスとメスが同居していれば勝手に交尾します。

交尾後、1ヶ月もすれば産卵、そこから更に1ヶ月もすれば孵化、

そこから1~2週間後には稚ザリがひとり歩きを始める感じです。

この期間は水温によって前後するはずです。(上記は水槽で水温21℃時)

成長が早ければ生後半年で成体(=繁殖可能)になるイメージですが、

多頭飼育だと成長はゆっくりです。

屋外では、産卵はしたものの卵が腐って全滅してしまったケースがあり、

無事に孵化させるのが案外難しいと思っています。

 

⑥多頭飼育

ザリガニの多頭飼育に事故(共食い)はつきものです。

特にオス同士が最も危険です。

これはカブトムシなどでも同様で、もはやオスの宿命でしょう。

夫婦になった(交尾した)オスとメスのペアは、

私の経験上、一番安全です。

一つの塩ビ管に揃って入っていたりするので微笑ましいです。

 

一方で、メスがオスを襲ったり、メス同士で争ったりもします。

多頭飼育するなら、ハサミの欠損や死亡事故は覚悟する必要があります。

 

可哀想ですが数を減らすために敢えて多頭飼育している側面もあります。

 

⑦掃除

ザリガニのフンは存在感があります。

メダカやヌマエビのフンは砂みたいなものです。

ザリガニを飼い始めた時はそのフンの大きさと量に驚きました。

ただ大きいゆえに、ジャンボスポイトで簡単に吸い出せるので、

底床が無ければ掃除はラクだと思います。

1ケースなら、1日3分で十分でしょう。

なお、屋外ですと春先から藻の繁殖がスゴイことになります。

見栄えは悪くなりますが、害はないので放置でいいと思います。

但し水が緑化するとあっという間にほぼ何も見えなくなるので、

換水が必要です。

 

⑧越冬

土の中に潜れる環境を作ってあげられれば、

それはザリガニには優しいのでしょうが、

私は落ち葉をたくさん入れるだけです。

落ち葉がエサにもなりますので、12月下旬から3月中旬くらいまでは、

水を足す以外は放置しますが、問題ありません。

 

⑨その他注意点

基本的には無臭ですが、水質が悪化すると匂います。

食べ残しは取り除くことと、

亡骸の放置が危険です。速やかに埋葬してあげましょう。

 

 

夏場は水の中に溶け込む酸素量が減るので、

ザリガニが直接空気に触れて酸素を取り込むシーンを頻繁に見かけるようになります。

水位が高すぎるとそれができなくなるので酸欠で死ぬ可能性があります。

(検証したことがないので、おそらくそう、としか言えません)

一方、暖かくなると水の蒸発量も増え、水位が低すぎると、

2~3日でカラカラになってしまう可能性もありますので、

夏場の水位は特に注意が必要です。

 

 

稚ザリは一度に何十匹、何百匹と孵化します。

たくさん育てようと思うとやがてお世話が大変になり、

結果として世話がおろそかになります。

それは捕獲でも同じことが言えます。獲り過ぎ注意です。

少数精鋭を大事に育てることをオススメします。

 

 

最後に、ザリガニは外来種です。

一度持って帰ったなら、最期までお世話しましょう(終生飼育)。

たとえ元いた場所であっても、放流は厳禁です。

適当な場所に捨てるなど言語道断です。

生きたまま捨てるくらいなら殺す覚悟が必要だというのを理解しつつ

飼わなければなりません。

 

 

以上です。

週末いろいろ #147

まずは残念なご報告から。

ザリガニが一匹、死んでしまいました。

 

(今回も亡骸の画像がありますので、苦手な方はご注意ください)

 

 

こちらの画像の右側、オスのザリガニが犠牲になりました。

左はメスです。

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結構な体格差はありましたが、

これまでの経験上、オスとメスの組み合わせは

「比較的安全な組み合わせ」という認識でした。

 

ところが、4/10の朝

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無残にも食べられてしまったオスの亡骸です。

エサはそのままの形で残っていますので、

空腹に耐えかねて、というわけではなかったことがわかります。

 

前回も、オスとメスの組み合わせで、オスがメスにやられています。

 

私はこれまで、

「オスとメスの組み合わせは比較的安全」だと思っていたのですが、

こう立て続けに事故が起きますと、その考えは改める必要があるようです。

 

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ケース4に次いでケース2のオスザリも死亡したため、

残った2匹のメスザリは同居させることにしました。

ちなみにこの「元祖」と「先住」のメスは、見た目で判別可能です。

 

 

さて、きのう、久しぶりに息子とふたりで大阪城に遊びに行きました。

ザリガニ池の様子も見ておきたかったので、一応網とバケツ持参で。

妻からは、

「もう絶対に何も持って帰ってこないように」ときつく戒められつつ。

 

メインの池にはメダカ一匹泳いでおらず、

ザリガニも見当たりませんでした。

いるのだとは思いますが、全盛期の数には到底及ばないのでしょう。

 

都会の真ん中で水生生物を捕まえる遊びができる貴重なスポットですので、

完全復活してくれることを個人的には願っています。

 

しばらくして上流のほうへ場所を変えると、

そこにいた二組のご家族が、既にザリガニを2匹ほど捕まえており、

息子の網を見て、そこに1匹入れてくださいました。

 

それがこちらです。

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立派なハサミですので、裏返すまでもなくオスだとわかります。

 

ん?しかし何やら青い。ハサミと背中の一部が青みがかっています。

綺麗ですが、これは誰かが育てていたザリガニなのでは?との疑念が。

天然でこんなに青みがかりますかね?私は見たことがないです。

 

自分たちで獲ったザリガニならリリースして帰る予定だったのですが、

思いがけず立派で綺麗なオスザリを頂いたため、

直近でオスを2匹亡くしていたこともあり、持って帰ることにしました。

 

問題は妻です。

妻に見つからないようタイミングを見計らい、

バケツを密かにベランダに持って行くことには成功しました。うぉぉぉ。

しかし息子にリークされ、しっかりお叱りを受けました。

 

いずれにせよ、これ以上ケースは増やせませんので、

先程の、メス2匹のケースに入れることにしました。

 

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サイズ感は3匹ともほぼ一緒です。

1匹が2019年の夏からいる、元祖メスザリで、昨年末に母ザリに。

1匹が2019年の冬に我が家で生まれた、ザリーの子。

そして今回のオスザリ。便宜的に、青ザリとします。

この同居生活、果たしてどうなりますやら。

 

 

さて、久しぶりに稚ザリを数えてみました。

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前回3/21は70匹

今回4/11も70匹でした。

 

もう一方のケース。

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前回3/21は81匹

今回4/11は80匹でした。

 

ほぼ変わりなし。成長速度もとてもゆっくりに感じられます。

 

落ち葉や木を戻します。

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今回、土管も入れてみました。

隠れる場所が圧倒的に少ないので、土管は大人気でした。

土管を入れた途端、我先にと場所取り合戦が始まった感じでした。

 

こちらは交尾の様子。

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ザリガニは非常に臆病ですから、

私の気配を察すると、バタバタと逃げまどうか、

息を殺してじーっと動かないかの基本どちらかですが、

交尾してるときだけは例外で、

私を気に留めることなく継続するので、面白いなぁと思います。

 

今回は以上です。

 

つづく。