越冬準備のタイミング #132
ザリガニは、水温が15℃以下だと活動が鈍くなり、
5℃以下だと冬眠状態になるらしいのですが、
ベランダ飼育に関して言えば、
そもそも日中はほぼ塩ビ管の中にこもりっきりでほとんど姿を見せないため、
何度くらいから活動が鈍くなるとか冬眠状態になるとか、
そうしたことへの実感が何もありません。
このところの大阪は、最高気温が15℃前後、最低気温が5℃前後ですので、
やや活動が鈍くなってるくらいの状態でしょうか。
越冬準備と言っても大げさなことは何一つなく、
冬眠前最後のケース掃除をして、あとはそこに落ち葉をドサッと入れるだけ。
あとは春先まで基本放置です。
お腹が空いたら落ち葉を食べてね、と。
どのタイミングでそれをしようかと思っているさなか。
この週末、通常のケース洗いをしたのですが、洗うとフンの量がわかりやすくなります。
一晩で、これだけ広範囲にしっかりフンをしているということは、
基礎代謝がまだそれほど落ちていないということではないかと思いますので、
やはりもう少し寒くなるまでは、
定期的な掃除はしないわけにはいかないように思います。
越冬準備は来週末あたりでしょうか。
更に、ケースの水よりも蛇口から出てきたばかりの水のほうが温かかった為、
急に温かい水になってオスに突然スイッチが入ってしまったようで、
こんなことになりました。
12/5のことです。
水温も気温も15℃くらい。カルキは中和剤で抜いております。
オスは今夏に生まれの稚ザリで、メスは約一年前に生まれたザリーの子ですから、
実際かなりの体格差があります。
ハサミも片方しかないのに、よく頑張りました。
このオスは、今年の春か夏に生まれ、なぜかメダカ鉢の中にいたところを、
私が9月の上旬に発見した稚ザリの中の1匹です。
半年ほどで交尾できるまでに成長するんですね。
果たしてこの交尾が有効な交尾なのかは謎ですが。
更にこちらのケースでも。
こちらは、稚ザリが独り立ちしたので単独飼育していた母ザリと、
同じく単独飼育していたオスザリを今回新たに同居させてみたケースです。
お疲れの母ザリには悪いことをしてしまったかもしれません。
ひさびさのメスザリとの同居、且つ水温の上昇によるものでしょう。
はじめメスが抵抗してたので、単独飼育に戻そうかとも思ったのですが、
しばらく目を離していたらこうなってました。ガッチリホールド。
こちらは172児の父です。
卵を無事孵化させた2匹のメスザリ、その両方の相手がこのオスです。
こちらはザリージンジンのケースです。
案の定この中にまだ4匹の稚ザリが残っていました。
稚ザリの数は、84匹+4匹で、88匹となりました。
稚ザリケースに合流させております。
まだホテイアオイの根に何匹か潜んでいる可能性は十分あります。
こちらはケースお引越しの際に、
ひっくり返って起き上がるのに苦労しているメスザリですが、
尻尾の裏に、くっきりとセメント腺が出ておりました。
わかりやすいので載せておきます。
最後、こちらがザリージンジンです。
88児の母、です。
今回は以上です。
つづく。