ベランダと水槽と #28
前回までのあらすじ。
ベランダと水槽でそれぞれザリカップルが誕生しました。
果たして産卵してくれるでしょうか。
「その時」を楽しみに待っている状況です。
ベランダのカップルですが、
11月5日にペアリングに成功。
この日、少なくとも4回は立て続けに交尾しました。
11月7日の朝に一旦それぞれのケースに戻し、
11月9日に再び同じケースに入れてみました。
64倍速です。
同居開始から約10分で1回目の交尾を確認。
これまでの経験から、両者共に準備が整っていれば、
ごく短時間のうちに交尾を始めます。10分からせいぜい20分以内には。
以前水槽で、2時間も様子を見たことがありました。
メスが逃げ回って結局失敗したわけですが、そんなに時間を掛けずに、
30分で見切りをつけて良いと思います。
30分経って交尾しないということは、どちらかにその気が無いわけで、
無理に長く引っ張っても無駄なストレスを与えるように思います。
さて、交尾1回目は約12分で終了。
ベランダも水槽も、ペア誕生の一番はじめの交尾は、
30分から40分掛かっていましたが、2回目以降は10分前後です。
これにもきっと何か理由があるんでしょうね。
そこから約19分後に2回目の交尾を確認。約11分で終了。
そこから更に約46分後、3回目の交尾を確認。こちらも約11分で終了。
計ったように10分前後で終わります。
今朝、11月11日の朝に、それぞれのケースに戻しました。
朝方の気温は10℃前後、水温も15℃前後まで下がってきました。
今週末の最低気温は7℃という予報ですので、いよいよ冬の到来です。
それで、先日拾い集めた落ち葉を導入することにしました。
ザリガニたちは、落ち葉の下に潜るのか、
塩ビ管の中に落ち葉を持ち込むのか、
それとも特に何もしないのか、どうやって冬を越すのか観察です。
一方水槽のカップルです。
11月7日23時57分
こちらは11月10日21時55分
私が日中の様子は見られないので、夜に目撃したもののみですが、
ほとんど毎晩交尾しているように思います。
ザリーがオスから逃げてるな、と思うこともありますし、
土管と塩ビ管に分かれて入っていることも多いのですが、
たまにこのような光景を見かけるとほっこりします。
ザリーが産卵したら、単独飼育に戻すために、
オスの2号はベランダに出そうと思っていたのですが、
水槽からベランダでは、現時点で既に水温が10℃近く下がることになり、
今後ますますその差が激しくなっていくため、非常に悩ましいところです。
出すなら一日でも早く出してしまったほうが良さそうです。
次回タイトルは「産卵」にできたらいいなぁと思います。
それまでしばらく更新はお休みです。
つづく。