ついにふ化しました #32
11月2日の初交尾からちょうど20日後の、11月22日に産卵した
水槽のザリーのその後について、です。
産卵から2、3週間後、つまり、
12月6日~13日の間にふ化するのではないかと予想していたのですが、
12月1日にヒーターを導入するまで、水温が20℃ほどでしたので、
それで若干予想よりもふ化が後ろ倒しになった可能性はあります。
12月4日の夜です。
www.youtube.com卵は依然、黒に近いまま、です。
12月7日の夜です。
卵は依然、黒に近いまま、です。
12月7日に、水槽のコケ掃除とエアレーション(プクプク)の交換を
行いました。
しばらくは卵に何の変化も見られず、
そのうちザリーは夜になっても塩ビ管から出てこなくなりました。
毎晩欠かさず見ているわけではありませんが、
少なくともザリーが塩ビ管の外に出ている姿を撮ったのは、
12月10日が最後です。
12月13日になると、これまでほぼ全体が真っ黒に近かった卵が、完全に
黒い部分とそうでない部分とにくっきりと分かれているのがわかります。
目玉、のような感じです。
この時点で、ふ化が始まっています。
透明に近い体が確認できます。球体から棒状へと、形が変わりました。
ふ化は、12月13~15日の間に行われたようです。
12月16日です。
12月17日です。
www.youtube.com足を動かしている稚ザリも確認できます。
ザリー、頑張りました。
黒い部分は、ふ化した後の稚エビの栄養のようです。
https://www.kyorin-net.co.jp/extra/ex_about_01.html
こちらのサイトによりますと、
「ふ化したばかりの稚エビは約2週間ほど母親のおなかとくっついているんだ。
母親から離れ、一人歩きできるまで稚エビにエサはいらないよ」
とのことですので、約2週間分の栄養が、
背中の黒い部分に詰まっているわけですね。
12月14日前後にふ化していますので、12月28日前後に稚エビの一人歩きが
見られると思っていて良いでしょう。その時が非常に楽しみです。
しかしながら、12月30日から1月2日まで帰省で家を空けるため、
この間、稚エビの観察ができないことが残念でなりません。
更に、エサ問題も深刻です。
水温が22℃程ありますので、ニンジンでも人工餌でも、食べ残しがあると
数日で表面に綿毛のような白いカビが発生してしまいます。
数百匹の稚ザリが元気に動き出しているであろう状況下で、
4日間も家を空けることになるとは!
間が悪いとしか言いようがありません。
なお、ベランダのザリガニたちも、寒さの中をたくましく生きています。
ほぼ中央の左寄りにいます。落ち葉をよけて探すのが一苦労です。
ベランダの3匹に関しては、忘れた頃に生存確認している程度です。
落ち葉がやはりしっかりとしたエサになってくれますので、安心の放置です。
次回は、稚ザリの一人歩きが観察できましたら、更新したいと思います。
つづく。