再生するハサミ #48
はじめは唯一単独飼育している稚ザリについてです。
1月12日に水槽の水を全部換える掃除をした際に、
左ハサミのない稚ザリを、1匹だけ室内で飼育することにしました。
室内(17~22℃くらい)、無加温、低水位、エアレーション無し、
という環境です。
1月12日時点
1月27日に脱皮
そして2月6日に再び脱皮
するとどうでしょう。
左のハサミがほぼ復活しているではありませんか。
さすがにまだ一回り小さいですが、
次の脱皮で、おそらくほぼ同サイズになるのではと思います。
この細かい棒状のものがフンです。1日で大体このくらいの量です。
少なくとも2日に一度は水換え(フンの掃除)するようにしています。
そして、私が見ている時間帯はほぼ落ち葉の下です。
落ち葉も徐々に食べられていってます。
この先の成長が楽しみです。
さて、こちらは水槽の様子です。
2月8日
コケの繁殖により視認性が著しく落ちています。
そしてこのコケを足場にしているのか、
稚ザリがガラス面にくっついて移動できるようになっています。
2月9日
この日、限界を感じたのでコケ掃除(前面のみ)を行い、
6個まとめ買いしておいた、最後の新品ろ材に交換。
旧ろ材は飼育水で軽くすすいで沈めましたので、
現在水槽内には旧ろ材が4つあります。
そのすべてがバクテリアの住処になってくれていると良いのですが。
前面のコケしか掃除しなかったせいもあり、
コケはまたすぐ増殖して、視認性は再び悪化しました。
そんな中、2月14日にまたショッキングな光景を目の当たりにしました。
動画がありますので、苦手な方は視聴をご遠慮ください。
エサとして、ひかりクレストを適当に投下したところ、
それがきっかけとなり、母ザリが明らかに興奮した様子。
落ちているひかりクレストには目もくれず、
稚ザリを捕まえ、食べます。
これはあくまでも私の予想ですが、
ニオイの強いエサによって、食欲が増進される。
その上で、ひかりクレストには目もくれないのは、
ひかりクレスト以上に稚ザリが美味しいから。
つまり、稚ザリの味を覚えてしまったから、だと思われます。
水槽内に、真っ二つにされた稚ザリの亡骸が横たわっているのを時折見かけますが、
さすがに真っ二つにできるのは、成体のザリーだけのように思います。
もしかするとザリーはこのところ、稚ザリしか食べていないのかもしれません。
ここにきて、だいぶ稚ザリの数が減ったと感じています。
1月12日(生後29日目)に223匹だった稚ザリが、
1月29日(生後46日目)には145匹となっていました。
17日間で、78匹減です。
おそらく現在は、50匹前後ではないかと思っています。
2月22日(生後70日目)に水槽のリセットを行いたいと思っていますので、
その際に、再び稚ザリの数を数えてみたいと思います。
そして、もう少し暖かくなってきたら母子分離予定です。
母子どちらを水槽から出して無加温飼育に移行するか、悩むところです。
つづく。