水槽の水の濁りについて #61
3月28日
人工水草の上でまたもや脱皮が行われたようです。
もしかしたら人気スポットなのかもしれません。
夕方、ブロッコリーの茎を茹でて柔らかくしてから、水槽に入れてみました。
こちらにも抜け殻がありました。
3月29日
抜け殻です。
こちらでは稚ザリが抜け殻を食べていました。
水槽の前面のみ、コケ掃除をしたあとです。
3月30日
こちらが今朝の様子です。
ブロッコリーの葉はほとんど食べ尽くされています。
底床にあったひかりクレストの食べ残しも見当たりません。
赤玉土を筆頭に、大粒の底床だと食べ残しが隙間に沈んで体積してしまうことになるため、
粒が細かいもののほうがザリガニの飼育には適していると思われます。
さて、本日の主題は水の濁りについてです。
約半年の水槽飼育において、ある時は白く濁り、そしてまたある時は黄色く濁ったりと、
水の濁りには悩まされています。
いくつかのサイトを見て回り、濁りの原因について学習しました。
詳述されており、とてもよくわかりました。
水槽を立ち上げてから、
バクテリアが定着しはじめて、それが繁殖し水質が安定するまでに、
おおよそ一ヶ月を要するらしいのですが、
私はこのところ、二十日前後でリセット、というのを繰り返しています。
この気の短さが原因のようでもありますが、実のところ、
去年の11月12日に水槽のリセットを行ったあと、
同月22日にザリーの抱卵を確認したため、
今年の1月12日まで掃除は一切行いませんでした。
しかしながら、12月の下旬には水のニオイが気になりはじめ、
年始になって、家の中での飼育は諦め、水槽をベランダに出さざるを得なくなりました。
(妻に、大阪城に還してこい!と言われましたので汗)
約2ヶ月の間にそれなりに繁殖していたであろうバクテリアによる生物ろ過が、
働かなかった、ということです。
要するに、12月中旬に稚ザリがふ化したことにより、
完全に、生体数が水槽のキャパを超えてしまった。
このことが、ニオイの原因であり、
コケの原因であり、濁りの原因になっていると思われます。
ホームセンターには、
「コケを抑える」とか「濁りを抑える」といった商品がずらっと並んでいますが、
そうした小手先の対策には何ら意味がなくて、
つまるところ生体数を減らすしかない、という結論に達します。
たかが1匹の稚ザリでも、2日でここまで水を汚しますからね。
しかし、水が濁ったところで、確かに観察はしにくくなりますが、
生体自体にはほとんど無害のようです。
それより深刻なのは、ニオイのほうです。
次回はニオイについてです。
つづく。