水槽百景 #60
3月27日
相変わらず水が黄味がかっています。
これは白濁化の前兆なので、なんとか踏みとどまってくれと願うばかりです。
そして、早くも水温計とその周囲に、コケが付着しはじめています。
水槽飼育は、コケとの終わりなき戦いですね。
さて、本日は動画中心です。
母ザリによる稚ザリの捕食や、可哀想な画像もありますので、
苦手な方は本日の更新はすっ飛ばしていただければと思います。
(大半は普通の動画です)
ザリガニを多頭飼育すれば、いろんなことが起こります。
多くは目にしていないだけで、現実は、200匹以上いた稚ザリも、
2ヶ月半で25匹前後にまで減少しているわけです。
自然界とは違いますが、自然界も似たようなものか、
もっと過酷だろうと勝手に思っています。
そんな中で、たまたま目にした(撮影した)ものを上げていきたいと思います。
www.youtube.com沈下性のヌマエビ用のエサなのですが、
これをあげると毎回、なぜか浮いている状態のものを食べようとします。
小さすぎて全く掴めません。
いずれ沈むことがわからないから、仕方ないのかもしれませんね。
あるいは、動いているから生き物だと思っている可能性もあります。
こちらは母ザリによる稚ザリの捕食シーン(1:20~)です。
閲覧はご注意ください。
時系列で言うと、上の動画のすぐあとです。
エサによって食欲を刺激された母ザリが、巨大な捕食者として稚ザリを狙います。
稚ザリ同士の共食いはまだ見たことがありませんので、
大半は母ザリによるものかもしれません。
これを見て、母ザリは水槽から出そうと思いました。
最低気温が安定して10℃を上回るようになったら出します。
稚ザリも負けじと水面に浮かぶエサを食べようとしています。
しかし母ザリがやって来て、稚ザリは退散します。
ほとんど稚ザリしか食べる気がないくせに、なぜか毎回やって来る母ザリです。
こちらはザリガニに全く関係ありませんが、メダカとミナミヌマエビです。
暖かくなってきたのでエサを与えました。
これと似たような容器がもう1個あります。
2個合わせて、メダカ40匹、ミナミヌマエビ60匹くらいでしょうか。
人工の産卵床が売っていますが、日当たりの良い屋外であれば、
ホテイアオイで十分です。
根がすごく伸びて繁るので、産卵床としても、稚エビの隠れ家としても最適で、
ホテイアオイごと別の容器に移せば、そこで増えていきます。
ただ、2年前の台風21号(関空が冠水して閉鎖)以来、
台風のたびにベランダからすべてのものを撤収するようにしており、それもあって、
メダカとミナミヌマエビはもう増やさずに、今いるものの天寿をまっとうさせて、
それで終了、というふうに考えています。
こちらは、屋外ケースで冬を越したザリガニの様子です。
お引越しさせて、白ケースを半年ぶりに洗いました。
ザリガニは、水中にいる時に掴もうとすると、
勢いよく後ろにジャンプ(いわゆるザリジャンプ)して逃げるため、
こちらもビクッとすることがよくありますが、
大きめのコップや網を使って一度地上に出してしまうと、
後ろにジャンプはもう出来ないため、とても簡単に掴めます。
当然ハサミを向けてはきますので、掴む位置は背中です。
こちらは稚ザリの脱皮です。
www.youtube.comわかりにくいかもしれませんが、0:08~0:09のタイミングで、
右下に抜けています。
こちらは水槽を掃除している間の稚ザリの様子です。
別の容器に1匹おりますので、こちらは28匹です。
www.youtube.comオスのほうが早く成長するらしいので、体格差はオスメスによるところが
大きいのかもしれません。
こちらは水槽に戻した直後の稚ザリの様子です。
日常を取り戻した稚ザリがいる一方で、恐慌状態に陥っている稚ザリもいます。
まるで、「ここから出してくれー」と言っているかのように、長いこと動揺していました。
多少動揺が収まるのを待ってから母ザリを水槽に戻しましたが、
翌朝水槽を見ると、右下に稚ザリの上半身が、左下には別の稚ザリのものと思われる
ハサミが転がっていました。
いずれも水槽から取り出し、植木鉢に埋葬しました。
最後は、今朝、落ち葉を入れた際の様子です。
www.youtube.comこうして見ると、母ザリの好物は、
落ち葉>稚ザリ>人工餌なのかもしれません。
単に稚ザリの味に飽きていたのかもしれませんし、
今必要な栄養分の補給をしていただけかもしれませんが。
いずれにしろ、間違いなく落ち葉は良い餌となりますので、
秋のうちにたくさん集めておくことをオススメします。
以上です。
つづく。