ザリガニの飼育

ベランダでの飼育がメインです

ザリガニの飼育 2nd season #64

4月8日

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4月9日

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水槽内のザリガニを全て外に出す。

それに代わって、先日息子が捕ってきたザリガニ(ザリージンジン)とエビ4匹を

水槽内で育てる。

という目的で掃除を開始しました。

3月24日以来です。

 

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母ザリです。

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稚ザリたちです。

 

今回の掃除では、水槽内に浮遊物がとても多く、

おそらくですが落ち葉を大量に入れたことで、

その細かい葉片が舞っていたように思われます。

水槽内の水を白ケースに移す際に、大量の浮遊物も入ってしまいました。

 

稚ザリが数えにくいので、更に別の容器に移しました。

比較的大きく成長した稚ザリを集めたAグループ。

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小さい稚ザリを集めたBグループ

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Aグループは8匹

Bグループは13匹

合計21匹でした。

 

1月12日(生後29日目)に223匹。

1月29日(生後46日目)に145匹。(17日間で、78匹減)

2月18日(生後66日目)に65匹。(20日間で、80匹減)

3月4日(生後81日目)に40匹。(15日間で、25匹減)

3月24日(生後101日目)に29匹。(20日間で、11匹減)

4月9日(生後117日目)に21匹。(16日間で、8匹減)

 

ここ一ヶ月間は、2日に1匹減というペースは変わらずでした。

 

オスのほうが成長速度が早いという情報がありますので、

Aグループにはオスが多く、Bグループにはメスが多いのだろうと予測しておりますが、

性別を確かめていないので、今のところ何とも言えません。

 

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ホームセンターで買っておいた塩ビ管を、

Aグループの数に合わせて8本入れました。

 

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一方Bグループですが、塩ビ管の数が全然足りておらず、

13匹に対して5本だけです。

1つの塩ビ管に2~3匹が入ったりしています。

 

 

さて、水槽の底床ですが、今回はこちらに替えてみます。

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理由は、雰囲気をガラッと変えたいから、です。

 

黄色い防鳥ネットも新しくしました。

人口水草もお役御免です。

汚れがひどく、ニオイの温床になっている気がしましたし、

洗うとちぎれたりして、耐用性の限界を感じたからです。

少し早いとは思うのですが、ヒーターももう使いません。

 

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このような感じに仕上がりました。

立ち上げ直後なのでまだ濁っています。

 

ここにザリージンジンとエビ4匹のみを入れる予定でしたが、

急きょ予定を変更しました。

実は以前から気になっている稚ザリがおりました。

それは、比較的体は大きく成長しているものの、

ハサミが左右両方とも欠損している稚ザリです。それゆえ目立っていました。

 

ハサミが両方とも無いのでは心細かろう、という完全ヒト目線により、

急きょこの稚ザリも追加投入することにしました。

以後、この稚ザリは便宜的に「ノーシザー」と呼びます。

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手前がノーシザーで、奥の塩ビ管の中にいるのがザリージンジンです。

 

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エビです。

よく見ると抱卵しています。これには驚きました。

 

ちなみにこのエビの正体ですが、調べてみたところ、

やはりミナミヌマエビのようです。

ただ今後、メダカ鉢で飼っているミナミヌマエビと区別するために、

ヌマエビと呼ぶことにします。

ブツエビとかシラサエビとか、いろいろな可能性はあったのですが、

こちらのサイトで一応の解答を得たという認識です。

www.fam-fishing.com

自宅で繁殖させていたミナミヌマエビ(=実は外来種のシナヌマエビ)との交配も

おそらく可能ではないかと思います。

 

 

4月10日

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こちらが今朝の様子です。

一晩経って水の濁りがとれ、クリアになりました。

ザリガニ2匹とヌマエビ4匹はいずれも元気そうでした。

水温は無加温のため17℃ほどです。

20℃を超えてきたら、稚エビが誕生するかもしれません。

今後は水草を入れていこうと思います。

 

生体数が減ったので、ろ材の汚れ方が明らかにペースダウンしました。

あとはコケ問題をヌマエビに解決してもらいたいので、

思いっきり繁殖していただきましょう。

 

ちなみにノーシザーはメスのようです。

体が大きいからといって、オスに決まりというわけではありませんでした^^;

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白い生殖器がありません。その上お腹の足も長い(抱卵用)ので、メスです。

 

ノーシザーは一晩経っても、

「ここから出してくれよー」といった混乱時の動きを見せていました。

環境が激変したことによほどのショックを受けているのかもしれません。

 

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A、Bグループ共に変わったところは見受けられませんでした。

ただエサの食いつきは非常に悪いです。

環境の変化に警戒心が強まっているのか。

あるいは単に寒いのか。

生まれてこのかた、22℃で安定した加温水槽から出るのは掃除中の1時間だけ。

それが突如、夜間は10℃を下回る環境に移されたわけです。

食欲減衰も甚だしいのかもしれません。

 

今週末にでも、13匹いるBグループは更に小分けしようと思っています。

 

今後はこの新しい環境で、飼育・観察していきたいと思います。

 

最後に、スマホが動くたびに威嚇してくるザリージンジンの動画です。

よく見ると、威嚇しながらもエサを食べています。

www.youtube.com

 

今回は以上です。

 

つづく。