ザリガニの飼育

ベランダでの飼育がメインです

稚ザリの数を数えましょう(後編) #50

綺麗になった水槽に、稚ザリを戻していきます。

 

数を把握できるように、画像を撮ってから。

f:id:reigaku:20200219152526j:plain

パチリ。4匹です。

 

f:id:reigaku:20200219152642j:plain

パチリ。15匹。

なお、ハサミが両方とも健在なのはたった7匹で、

片方しかないのが6匹、両方ともないのが2匹でした。

 

f:id:reigaku:20200219153210j:plain

パチリ。11匹。

 

f:id:reigaku:20200219153349j:plain

パチリ。8匹。

 

f:id:reigaku:20200219153527j:plain

パチリ。27匹。

 

以上。

合計65匹でした。

 

1月12日(生後29日目)に223匹。

1月29日(生後46日目)に145匹。

17日間で、78匹減。

2月18日(生後66日目)に65匹。

20日間で、80匹減。

 

1月12日から2月18日で考えると、

37日間で、158匹減。

1日4匹ほど減っていってる計算になります。

 

ザリ密度は下がってきている一方で、1匹あたりのサイズは増しており、

この先、減少ペースが落ちるという気はしません。

あと2週間も経てば、ほぼ全滅ということになるかもしれません。

 

どこかのタイミングで数匹の稚ザリを単独飼育に切り替えます。

 

さて、全てが戻った水槽の様子です。

f:id:reigaku:20200219154903j:plain

 

コケがなくなって、よく見えるようになった水槽は気持ちいいなーと、

しばらく水槽の中の様子を観察しておりましたところ、

どうも母ザリの様子がおかしい。興奮しているようです。

 

エサあげは食欲を刺激するので共食いスイッチが入るようですが、

同時に、換水もスイッチになるという文章を、以前読んだことがあります。

 

やばそうだな、と思いながら撮影しておりましたところ、

案の定、母ザリが稚ザリを追いかけ始めました。

 

思わず目をそむけたくなるような動画をのせますので、

苦手な方はご注意ください。

 

もはや母と子ではなく、捕食者と被捕食者という関係です。

稚ザリはすばしっこく逃げられそうなものですが、

蛇に睨まれた蛙のごとく、射すくめられてしまうのかもしれません。

 

見返しても割とキツイので、

繰り返しますが苦手な方は見ないほうが良いと思います。

すべては私の飼い方のせいなのですが、

それでもちょっとザリーが嫌いになりました。

 

www.youtube.com

つづきです。

www.youtube.com

 

たとえ食べるにしても、

せめてキレイに平らげてくれれば、

「生きていくために命をいただく」という感じもするのですが、

尻尾のほうを、ほんのちょっとです。

ほんのちょっと、食い散らかしただけ。

だから稚ザリも死にきれずに、尻尾のないまま逃げ、

しばらく生き続けます。しばらく経ってからようやく絶命しました。

 

上でザリーが嫌いになった、と書きましたが、

1日経って、冷静になってよくよく考えてみれば、

「せめてキレイに平らげてくれれば」なんて願望は、

所詮人間の感傷にすぎず、

まして「命をいただく」などという表現も、考えようによっては

とても傲慢な気がしてきました。

人間は一方的に「いただく」だけ、ですからね。とてもいいご身分です。

日々、食べたり、食べられたりしあっている自然界においては、

ただ「食べる」という行為(本能)があるだけで、

そこには感謝もなければ罪悪感もないことでしょう。

 ザリーはなんにも悪くない(笑)

 

と、激しく話がそれてしまいました。

 

 

そんなわけで、掃除を終えた直後に、

稚ザリの数は64匹となっています。

 

母ザリはもはや我が子のことを、

「美味しいエサ」としてしか認識しておらず、

これまでに減った稚ザリの大半は、

もしかすると母ザリのエサとして散ったのかもしれません。

大きくなってきたとはいえ、稚ザリのハサミはまだそれほどの殺傷力を

持っているようには見えませんので。

 

なお、これが今朝の水槽です。水温は22℃。

f:id:reigaku:20200219165521j:plain

そしてこちらが動画です。

www.youtube.com

上から大量に落ちてきているものは、ミナミヌマエビ用に買っていた、

「ヌマエビの主食」というエサです。

食欲旺盛な稚ザリがなお60匹超いますので、

これだけ与えても、明日の朝までにはすっかりなくなっていると思います。

 

 

最後に、単独飼育している稚ザリについてです。

2月18日、単独飼育に移行してから3回目の脱皮をしました。

f:id:reigaku:20200219170208j:plain

わかりにくいですが、右上に抜け殻が、左上に稚ザリがいます。

 

f:id:reigaku:20200219170347j:plain

気まぐれで少し水位を上げてみました。

それにより窒息しないよう、息継ぎの場(黄色いネット)を設けました。

 

今回は以上です。

 

つづく。