底床を赤玉土にしてみました(後編) #54
さて、ここからは、稚ザリの数をかぞえられるように、
画像を撮ってから水槽に戻していきます。
パチリ。
13匹。
真ん中の大きな稚ザリは背中に隙間ができているので、脱皮直前ですね。
たまたまとはいえ、タイミングが悪く可哀想なことをしました。
パチリ。
14匹。
パチリ。
13匹。
以上。
合計40匹でした。
1月12日(生後29日目)に223匹。
1月29日(生後46日目)に145匹。(17日間で、78匹減)
2月18日(生後66日目)に65匹。(20日間で、80匹減)
3月4日(生後81日目)に40匹。(15日間で、25匹減)
それまでは1日4匹ペースで減っていたものが、
ここ半月では、1日1.6匹ペースにまで落ちています。
短時間ですが、エサあげ時に毎日水槽を観察している私も、
今回はそこまで減っていないだろうと感じていましたが、まさにそのとおりでした。
母ザリは、エサが投入されるたびに興奮して稚ザリを襲おうとするのですが、
稚ザリのほうも警戒を強めていて、容易には捕まりません。
ここにきて、稚ザリの防衛本能(警戒心)が高まっているように感じていました。
ただ、もしかしたら、稚ザリの体が大きくなった分、
母ザリの食べる数が減っただけ(量は変わらない)、という残念な可能性もあります。
それまでは4匹食べていた量を、1~2匹でまかなえるようになった、ということです。
あるいは、ただ単に、もともと体が弱かった稚ザリが、
脱皮不全などによって自然淘汰されていき、その結果減少ペースが落ちた、
ということも考えられます。
なんにしても、減少ペースが落ちたことは喜ばしいことです。
もう少し暖かくなれば、無加温の単独飼育に移行させられますので。
水槽やヒーターの追加はまったく考えておりません。
さて、こちらが掃除完了後の水槽の様子です。
立ち上げ直後なので水が少し濁っていますが、
明日にはもっとクリアになっていると思います。
底床を赤玉土に替えたことで、多少雰囲気は変わりましたが、
違和感はありません。
底床を替えた狙いは、言うまでもなく「コケの発生を抑制すること」にあります。
これまでは、3~4日も経つとコケが付着し始め、
一週間も経つと広範囲コケに覆われて見えにくくなってしまいました。
赤玉土の効果やいかに。これから検証スタートです。
なお、赤玉土の欠点としては、
与えたエサが粒と粒の間に入り込んでしまうことが挙げられます。
こんな感じに。
こちらが一晩経った、今朝の画像です。
まだ残っています。
粒を除けたり潜り込んだりして、綺麗に食べ切れるのなら問題ありませんが、
食べ残しが出るようですと、やや問題です。
さて、リセット後に稚ザリたちを水槽に戻すと、
稚ザリたちの一部は、混乱あるいは戸惑いからなのか、
警戒心をどこかに置き忘れてきたかのように、無防備になります。
そこに、先に水槽に戻されて興奮状態に陥っている母ザリが襲いかかりました。
前回のリセット時にもまったく同じことが起きており、
私に学習能力がないとしか言いようがありません。
稚ザリを先に戻し、少し間隔をあけてから母ザリを戻さないと、
必ずこのタイミングで1匹犠牲になってしまいます。
以下に動画と画像を載せますので、苦手な方はご遠慮ください。
可哀想ですが、これも現実です。
亡き骸は水槽から取り出して、鉢植えの土に埋葬しております。
今回は以上です。
つづく。