底床を赤玉土にしてみました(前編) #53
「冬籠りの虫が這い出る」という意で春の季語にもなっていますが、
正直まだ寒いです。まだ冬です。
無加温飼育のザリガニたちも、もう数週間は大人しくしていることでしょう。
稚ザリを水槽から出して単独飼育に移行させるには、
もう少し暖かくなるのを待つ必要があります。
さて、綺麗に掃除しても一週間も経てばコケに覆われてしまう水槽の様子です。
2月28日
2月29日 稚ザリの抜け殻が2つ並んでいます。
3月2日
3月3日
3月4日
前回2月18日に水槽のリセットを行ってから、15日が経過した状態がこちらです。
前面のガラス掃除だけでもこまめにすればいいじゃない、
という声も聞こえてきそうですが、
視認性が限界まで悪化したら水槽のリセットを行い、
その際に稚ザリの数をかぞえて、その減少ペースをリサーチする、
という流れが確立しております。
そんなわけで、きのう3月4日に、稚ザリ誕生から4度目のリセットを行っております。
いささか手際も良くなってきました。
旧ろ材は飼育水に漬けておきます。
水をコップで汲み出して減らしていきます。
浮遊物がいっぱい見えますが、これは、水が動いて底床から浮き上がったためです。
母ザリ(ザリー)です。
稚ザリたちです。
水温22℃の水槽から、外気温9℃の世界に突然出されていますので、
掃除はなるべく急いで行います。
今回は、黒い底床(溶岩石)もすべて取り出しました。
さっと水洗いした赤玉土を敷いていきます。
水道水を注ぎ、熱湯を注ぎ、カルキ抜き剤を入れます。
水温は17℃スタートです。
ちょうどこの時、ザリーが脱走を図って先程のケースから自力で出ましたので、
そのまま掴んで水槽に戻しました。
体が大きくなると、高さ10cmのケースは自力で出られることが判明しました。
これはいろいろとマズイです。
無加温飼育ケースがいずれも高さ10cmだからです。
今後は、防鳥ネットで覆うなどの対策が必要のようです。
長くなりましたので、後編につづく。