稚ザリが一匹、稚ザリが二匹・・・(再び)前編 #45
本日、1月12日以来の水槽のリセットをしました。
1月26日頃から白濁化が進み、
1月27日の朝、そこにトドメを刺すかのように、鶏ガラをほうり込みまして、
今朝はこんな感じになっていました。
なんだかもう、汚い感じですね。
水槽飼育史上でいちばん汚れがひどい状態にしてしまいました。
コケの付着により、もはや水温計が何度を指しているのかもわかりません。
それにしても、鶏ガラなど入れるものではありませんね(ぉぃ
稚ザリたちが骨だけ残してあっという間に食べ尽くしてくれるんじゃないか、
という淡い期待を抱いていたのですが、言うほど食べません。
水温23℃の中であまり長いこと放置しておけば、
肉は傷んで、確実に水質を悪化させることでしょう。
リセットするしかない、という結論に達しました。
稚ザリは日々成長しており、その上もし数が大幅に減っていれば、
水槽から取り出す作業(前回はこれが重労働でした)は格段に楽になります。
1月12日(生後29日目)に223匹だった稚ザリが、
1月29日(生後46日目)には何匹になっているのかも、興味があります。
そんなわけで、気合を入れて作業を開始しました。
水槽にはホテイアオイ2株と、アマゾンフロッグピットが浮いています。
これを取り出してみると・・・
根っこのねの字もありません。
葉っぱもチョキチョキ(もしくはムシャムシャ)されています。
アマゾンフロッグピットの根の部分も見事に食べられています。
見てください。この浮遊物の量を。
鶏ガラのせいもあるでしょうが、
ちょうど一週間前に新品に換えたろ材が限界を迎え、
もはや物理ろ過が働いていないのだと思います。
母ザリと稚ザリたちを取り出すケースを用意し、
そこに水槽の水を少々、入れておきます。
浮かべていたろ材がバクテリアの住処となっていることに期待し、
それが死んでしまわないよう飼育水の中へ。
稚ザリが一匹、潜んでいました。
このあと、現在進行系で使っていたろ材もこの中に入れました。
人工水草も取り出します。ヌルヌルしています。
こちらには稚ザリが5~6匹潜んでいました。
水を抜いていきます(コップを使って汲み出します)。
底はカオスです。
ヒーター、プクプクを取り出します。塩ビ管もザリーごと取り出しました。
鶏ガラは箸ですくい上げ、ゴミ袋に捨てます。
さて、稚ザリは何匹いるやら。
ちなみに水はとても臭いです。
稚ザリの抜け殻がいくつもありました。
案外食べないのか、あるいは供給過多なのか。
また、死んでしまったと思われる稚ザリもチラホラ見かけましたが、
死因はわかりません。
ザリーです。
体長は約8.5cmでした(ハサミは含みません)。
さて、稚ザリも水槽から取り出しました。
アミですくい上げるのですが、稚ザリたちも必死で逃げ回りますので、
一度に数匹しかすくえないことも多々あり、それを何度も繰り返します。
空になったと思われる水槽です。
前回は、空になったと思ってから、実はまだ何匹も残っていて、
最終盤での救出作業が非常に大変だったのですが、
今回は、本当に空になっていました。
体が大きくなって、発見が容易になったわけです。
この点は、見込んだとおりでした。
そして、これまでは水槽をベランダに直置きしておりましたが、
Amazonでこちらの商品を買いました。
3,200円とまあまあお高かい買い物でした。
ただ水を入れた水槽は20kg近いので、
それ相応のものでないと安心できませんからね。
倒れたり崩れたりなんてシャレになりませんので。
そしてこちらが、台に乗せた水槽です。
ガラス面は激落ちくんでこすり、
水を入れてはゆすいで捨て、というのを5~6回繰り返すことで、
水の濁り(無数の浮遊物)はほとんど無くなりました。
水槽のリセットは、控えめに言っても重労働です(汗
水槽飼育のデメリットは、掃除、メンテナンス、コスト、ですかね。
ザリガニは百均のケースでも十分飼えますから。
ただ、それでも水槽飼育をオススメします。
手間はかかっても、それ以上に楽しめるかどうか、だと思います。
水を入れて、カルキ抜きします。
水温は13℃。手を入れると非常に冷たく感じます。
そこで、まずはじめにヒーターを入れます。
その後、水温計、防鳥ネット(今回は向かって右側に設置)、
塩ビ管と戻していきます。
早くザリガニたちを水槽に戻してあげたかったので、
今回は、電気ケトルで沸かしたお湯を入れ、一気に水温を16℃まで上げました。
プクプクと人口水草、
それに旧ろ材を2個(一つは沈み、一つは浮かんでいます)戻します。
バクテリアに期待です。
キャパに対しての生体数が多すぎるので、実際のところ、
生物ろ過などそもそも期待はできないのかもしれませんが、
何もしないよりは、試してみようかなと。
思いのほか長くなりましたので、一旦ここで区切ります。
つづく。