ザリガニの飼育

ベランダでの飼育がメインです

稚ザリが一匹、稚ザリが二匹・・・(再び)後編 #46

前回のつづきです。

 

まずはザリーを水槽に戻しました。

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続きまして、稚ザリたちを写真に収め、

あとで数を数えられるようにしてから水槽へと戻していきます。

 

パチリ

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パチリ

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パチリ

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一番上 51匹

二番目 50匹

三番目 43匹

この他に、ザリーを入れておいたケースにも1匹だけ潜んでおりましたので、

 

合計 145匹 となります。

 

1月12日(生後29日目)に223匹だった稚ザリが、

1月29日(生後46日目)には145匹となっていました。

17日間で、78匹減ったことになります。

 

145匹、と聞けば、まだまだたくさんいると感じますが、

78匹減った、と聞けば、やはり大幅に減ったように思います。

 

そして、ハサミが片方ない、あるいは両方ともない、という稚ザリも、

結構な割合でいます。

このザリ密度ですから、当然と言えば当然ですね。

 

今後は、さらに加速度的に、数を減らしていくのかもしれません。

 

www.youtube.comこちらは、水槽掃除中のザリーと、稚ザリたちです。

稚ザリたちが、私の動きに反応しているのがわかります。

もっと小さい頃は全然反応しなかったのですが、体が大きくなるにつれて、

生物としての本能、生存率を高めるための『警戒心』が、

目覚めてきたのだと思います。

 

www.youtube.com一方、このような時、喧嘩はしません。

喧嘩している場合じゃない!といったところでしょうか。

 

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水槽の上に水道の流し台があるのですが、

それが邪魔で、バケツを完全にひっくり返すことができなかったために、

このような戻し方となりました。

稚ザリたちは坂道を下り、自らの意思で水槽に帰ります。

最後の3匹は(遅いので)私が指で優しく落としました。

 

www.youtube.com掃除が終わり、稚ザリたちも全て戻し終えたので、

よく頑張ったご褒美に、ひかりクレストを投下しました。

まあ、頑張ったのは私なんですけどね。

 

水槽に戻った直後の稚ザリたちは、前回と同様、

いささかパニック状態になっていると思われまして、

ひかりクレストにはほとんど見向きもしません。

 

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こうして、稚ザリが誕生してから2回目の、

全換水による掃除が終了しました。

ケースやバケツなど、使った道具を洗ったり片付けたりするのは、

翌日に回します。

 

ひかりクレストは毎回20粒ほど与えています。

与え過ぎだと思われるかもしれませんが、

翌朝には綺麗になくなっています。

 

こちらが今朝の水槽です。

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水温もすっかり元に戻っています。

 

今朝もひかりクレストを与え、しばらくの間、

水槽の様子をなんとはなしに見ていました。

すると、1匹の稚ザリが、突然上のほうから底まで落ちてきました。

それも、仰向けの状態で。そしてピクピクしています。

「え?どうした?突然死か?」と、はじめ驚いたのですが、

「もしかしたら」と思い、スマホを向けて動画を撮りました。

 

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脱皮する時は、

歩いて場所探しするものだと勝手に思い込んでおりましたので、

まさか上から仰向けに落ちてきて、そこからにわかに脱皮が始まるとは

思いもよらず、なかなか衝撃的でした。

なお、脱皮の瞬間を見たのは成体も含めてこれが初めてです。

 

もし稚ザリが飢えていたら、格好の餌食になっていたかもしれませんね。

 

脱皮を終えた稚ザリは、ろ材の裏に身を隠していましたが、

しばらくして出てきて、他の稚ザリに紛れてしまいました。

甲羅が固まるまでしばらくの間(2日間くらい)は身を潜めている成体と違って、

稚ザリはそもそも殻がそこまで硬くないでしょうから、

脱皮前後でそんなに違いがないのかもしれませんね。

あるいはまだ臆病になり切れていないのか(無防備ということです)。

 

いずれにしても、水槽を綺麗にしておいたおかげで、

良いシーンを見ることができました。

しかしこんな状態も、もって一週間、といったところでしょう。

 

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稚ザリのハサミも体のサイズに伴って、だいぶ大きくなってきました。

 

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放り込んだ2つの旧ろ材が、少しは役に立っていることを祈りつつ、また次回。

 

つづく。