産卵後の経過と、ベランダ #31
抱卵したザリーは日中は塩ビ管の中でじっとしていますが、
夜間(水槽の照明が消える18時以降)になると、
意外とアクティブだということがわかりました。
ネットにつかまっていたり、水草に上っています。
じっとしているのも退屈で、少しは体を動かしたくなるのでしょうか。
あるいは、エサを探しているのかもしれません。
人工餌への食いつきは悪いですが、枯葉や水草をかじっている痕跡が
見受けられます。
水槽の掃除も行いました。
水作エイトコアSを新品に交換し、旧エイトコアは掃除して置いておきます。
また、コケクロスワイパーを使って、
水槽のガラス面に付着したコケを取り除きました。
その後、ベランダに置いていたウィローモスを投入しました。
屋外で越冬はできませんので、避難させた、という言い方が正確ですが、
稚ザリの良い隠れ家になってくれるかもしれません。
ウィローモスは買うと結構高価ですので、水槽で越冬させて、
春になったら屋外にも一部出す予定です。
そして、12月1日には水温が19℃と、ついに20℃を割り込みましたので、
以前買っておいたヒーターを導入しました。
ヒーター設置から1時間も掛からずに、
水温は19℃から22.5℃ほどで固定されました。
こちらが本日のザリーの卵の様子です。
ザリガニの卵は当初紫色で、徐々に褐色(茶色)になっていくそうです。
ザリーは、紫というよりは黒という印象でしたが、
太陽の光の下で見ているわけではない為、
色に関しては正直よくわかりません。
しかしよく見ると、黒っぽい部分と茶色い部分のツートンカラーになっています。
http://ikimono.ciao.jp/zarigani/zarigani.html
こちらのサイトによると、
「こい色の方は、ふ化してからの赤ちゃんの栄養(えいよう)になるところです」とのことです。
順当にいけば、12月6日~13日の間あたりでふ化するのではないかと
思っています。
一方、交尾を重ねたベランダのメスザリ3号ですが、まだ産卵しておりません。
ベランダの水温は、明け方には1ケタまで下がっていますので、
もはや暖かくなるまで産卵はしない(あるいは出来ない)
のではないかと思っています。
さすがに11月に入ってからの交尾は、産卵するには遅すぎるのでしょう。
大人のザリガニ(成体)でも動けなくなるのに、まして稚ザリでは、
12月、1月、2月に産まれても成長できないでしょうから、
気温がここまで低くなると、産卵を意図的にストップできるのかもしれません。
暖かくなったら産卵するのか。あるいは、もう一度交尾が必要なのか。
要経過観察です。
次回タイトルは「ふ化」にできたらいいなぁと思います。
それまでしばらく更新はお休みです。
つづく。