ザリガニさんこんにちは #3
前回までのあらすじ。
オスザリが1匹失踪してしまう。
この手痛い失敗を教訓として、飼育環境を見直すことにしました。
youtu.be新オスザリ1号です。
サイズを測ろうと、少しだけ地上に出てもらいました。
ハサミを上げて威嚇しながら、ノロノロと後ずさっていく姿は可愛いものです。
余談ですが、
ホテイアオイの薄紫の花はとても綺麗で癒やされます。
2019年9月16日
メスザリ5号が脱皮しました。
よく見ていただけるとわかるのですが、抜け殻にはハサミが片方しかありません。
大阪城から持ち帰ったときに既に、ハサミが片方、欠けていたのです。
そしてこの脱皮によって、見事欠けたハサミが復活しました。
幅37cm×奥行き25cm×高さ22cmのケースを購入しました。
高さが倍になりました。
同時に、値段も倍(200円)になりました。
これでひとまず脱走の心配は解消されそうです。
2019年9月19日
新1号を深型のケースに移すため、掴み上げて、
一度下に置いてみたところ・・・。
なぜかまったく動きません。
あれ?この前は威嚇しながら後ずさりしたよね?
体の色もやたら黒くなってるし、お前どーした?
まさか突然死!?
依然としてまったく動かず。
こんな突然の死に方って本当にあるのかと思いましたが、
このあと、水に浸けたら動き出したのでホッとしました。
1~2分だったのかもしれませんが、やたら長く感じました。
ザリガニの生態に詳しくありませんので真相は不明ですが、
これは、強いショックによって仮死状態(失神)に陥ったのか、
あるいは、
危機的状況を脱するために、迫真の演技として死んだフリをしたのか。
いずれにせよ、本気で焦りました。
後日、メスザリガニでも同じようなことがあり、
その時は、上から水をかけたら動き出しましたので、
私としては、死んだフリをしたんだと思っています。
参考までに。
鳥羽水族館の飼育日記に、死んだふりについての記載がありました。
生命を脅かす危険が身に迫り、しかもそれは、
争う余地の無い圧倒的な力の差が明らかである。
それでも生きたいという強い欲求があれば、
生き物は、本能的に、死んだふりをするのかもしれませんね。
つづく。