ザリガニの飼育

ベランダでの飼育がメインです

私は恥ずかしい #88

f:id:reigaku:20200629143345j:plain

右のインスタントコーヒーの空き瓶でも十分ミナミヌマエビ1匹と、

生まれたてのメダカであれば育てられますが、

それでも左の少し広い新居に引越しました。

更に、妻がメダカなら家の中で飼っても良いと言っており、

インテリアにもなる吹きガラスの素敵な金魚鉢を物色中ですので、

もし良いのが手に入ればそちらに移す予定です。

 

 

さて本題です。

先週末の話です。

クロベンケイガニという新参者(ニューカマー)の存在により、

昨今すっかり存在感が薄れてしまっていたザリガニのお世話をしました。

世話と言ってもエサは毎日あげていますので、掃除のことです。

ケースによっては6/11以来、二週間以上も掃除をしていないものがあります。

だいたい4~5日でグリーンウォーター化して何も見えなくなりますので、

10日以上、生存確認すらしていなかったことになります。

 

なにぶん多頭飼育をしていますので、

10日も間があけば1、2匹減っているのはやむを得ないと思っていました。

掃除を始めるまでは。

 

まずこちらのケース。

f:id:reigaku:20200629150232j:plain

水がグリーンウォーター化する以前に、

アマゾンフロッグピットの入れ過ぎもしくは増殖によって何も見えなくなったケースです。

このケースには、前回の掃除のときに、

脱皮の兆候が見られたため隔離したザリガニが一匹入っているはずです。

 

f:id:reigaku:20200629151011j:plain

それがこちらです。

ザリーの子でメスです。

体はまずまず大きくなっています。しかし左のハサミがありません。

脱皮で復活しなかったようです。

脱皮直前に失ったのか、それとも脱皮自体で失ったのかは不明です。

なお、ガラス瓶が塩ビ管の代わりにならないか試してみたのですが、

これは失敗に終わりました。なかなか入らない上に、入ってもすぐ出てしまいます。

やはり明るいと落ち着かないのでしょう。

中に入れれば良いってものではありませんね。

そもそも水がグリーンウォーター化したらガラスにしたところで、ですし。

 

続いてこちらのケースです。

f:id:reigaku:20200629152359j:plain

この中に、なんとメダカが4匹泳いでいました。水草に卵が付着していたのでしょう。

全部救い出してメダカの稚魚が泳ぐ鉢に移しました。

f:id:reigaku:20200629153518j:plain

 

こちらのケースにはザリガニが5匹いるはずでしたが、

残念ながら1匹は息絶えており(殻が柔らかく、脱皮直後に襲われたようです)、

もう1匹は跡形もなく食べられてしまったのか、結局3匹しかいませんでした。

この3匹は、オス1匹、メス2匹でした。

 

f:id:reigaku:20200629152914j:plain

ホテイアオイの根っこはすっかりなくなり、葉っぱも食べられています。

 

続いてこちらです。

f:id:reigaku:20200629153332j:plain

こちらのケースにもザリガニが5匹いるはずでしたが、

こちらも3匹しか残っていませんでした。2匹は跡形もなく消えていました。

食べられたにしても、ハサミくらいは残っていそうなものなのですが・・・

本当にキレイさっぱり食べられてしまうこともあるものなのでしょうか?

こちらで残った3匹も、オス1匹にメス2匹でした。

 

f:id:reigaku:20200629154113j:plain

メスの1匹は、右のハサミがない上に、右側の脚まで2本失っていて、

可哀想な状態でした。

少し元気がないです。

 

f:id:reigaku:20200629154531j:plain

オスは元気そうでした。こいつが犯人っぽいです。

 

f:id:reigaku:20200629154444j:plain

もう1匹のメスはとても小さいながらも、ハサミは両方揃っています。

体が大きければ生き残れる、というものではないことがよくわかります。

体長はまだ3cmくらいです。

 

続いてこちらの小ケース。

f:id:reigaku:20200629155142j:plain

画像を撮っていなかったのですが、

こちらのケースには塩ビ管を2つ入れて、

ほぼ同サイズのオスメスのペアを同居させていました。

ところが、やはりこのケースにも片腕のメスしか残っておらず。

あまりにも綺麗サッパリ跡形がないので、共食いではなく脱走なのかもしれません。

手で持ちやすいようケースの側面に穴が空いているタイプなので、

もしかしたら塩ビ管の上からその穴に届いてしまった可能性があります。

 

以上の事故(共食い&脱走の疑い)により、

ザリーの子どもは14匹から9匹となっていました。想定外の減りようです。

 

更に追い打ちをかけるようにショックだったのがこちらのケースです。

f:id:reigaku:20200629160951j:plain

こちらのケースには、昨年から我が家にいる成体のオスメスをペアで同居させていました。

1号と3号なのですが、その、オスの1号が消えていたのです。

やはり、ハサミなどの痕跡が無いので、こちらも脱走の可能性が高いです。

昨年の9/14に初代1号を脱走させてしまい、翌9/15に新1号として飼い始めたのですが、

まさかまた脱走させてしまうとは。

 

前回の記事で、ドヤ顔で百均のケースを紹介し、

ザリガニの飼育はこれで十分、と言っていたのが私は恥ずかしいです。

ザリガニの身体能力を過小評価して脱走対策が不十分な上に、

つくづく学習能力というものが無い自分に呆れてしまいました。

もう本当に、嫌になりました。

すべて共食いという可能性も0ではないのですが、それはあまり考えられません。

また、共食いは許せるのに脱走はショック、というのもおかしな話だと思われるかもしれませんが、

私個人としては間違いなく脱走のほうがショックです。

 

全体では、20匹が14匹となり、更にオスが3匹しかいません。

これは非常にバランスが悪いです。

オスの脱走を防ぐことが最優先事項ですので、

ひとまず3匹とも22センチのケースに移しました。

 

やはり何事も疎かにしていると、疎かにしていたなりの結果が返ってきますね。

ザリガニの飼育をもう一度仕切り直したいと思います。

 

今回は以上です。