クロベンケイガニはじめました(ようやく本題) #85
さて、こちらのザリガニですが、
この子です。
まだ小さいうちから、唯一単独飼育にしたザリくんです。
おはじきと比べながら成長を見守ってきました。
ハサミの大きさから、メスのようですね。
ザリーの子は、メスの生存率が高いような気がします。
前回の記事でも書きましたが、
オス同士が勝手にやり合って数を減らしていくのでしょう。
仮にそうだとしてもメスの生存率が高ければ、
強いオスによる一夫多妻制となって、種全体の繁栄にも繋がりそうですよね。
こちらは大阪城で捕ってきたヌマエビとよくわからない小魚の入ったケースです。
一日でこのくらい汚れます。底に沈んでいる細かい黒い粒が、ヌマエビのフンです。
これはザリガニ用のケースですので、そのうち引越し予定です。
さて、ようやく今回の本題です。
息子のお友達の親御さんから、カニ遊びができるよーと教えてもらっていた場所です。
カニはこの石垣のような石の間にいます。
見えるのですが、すぐに奥に引っ込んで行ってしまうので、
捕まえるのはなかなか難しいです。
何かコツのようなものがあるのかもしれません。
悪戦苦闘していると、
先行してカニ捕り遊びをしていた親子から、
もう帰るということでカニを6~7匹ほど頂きました。
またしても、ありがたいことです。何かと貰ってばっかりです。
我々親子は、まだ非常に小さいカニでしたが、自力で2匹捕まえることができました。
帰り際、息子に「全部逃してあげようね」と一応言ってみましたが、
予想どおり「連れて帰りたい」の一点張りでしたので、バケツを自転車のカゴに入れて、
慎重に慎重に持ち帰ることにしました。
自宅ベランダです。
貝も大量に入っていますが、こちらは、
カニをくださった親子の、兄妹の妹ちゃんのほうがドサッとくれたものです(笑)
自宅に戻ってから、まずはこのカニの名前を調べました。
すると、このカニはクロベンケイガニだということがわかりました。
・水辺近くの、陸に棲むカニ。
・脱皮時は水の中。
・淡水(水道水)でも飼育可。
・雑食。ザリガニのエサでも可。
ということなので、自宅での飼育は可能です。
もっとも、川で捕ったカニなので、淡水で飼えるとは思っていました。
しかし、繁殖には海水が必要のようです。
赤ちゃんガニは海で育ち、やがて川に上ってくるとのこと。
この点がかなり引っかかりました。
繁殖ができない環境下での飼育は可哀想に思うからです。
もしかしたら、しばらく飼育してみたのち、もとの川に返しに行くかもしれません。
取り急ぎ簡易的な飼育環境を作りました。
妻には「可愛くなくてビックリした」と言われてしまいましたが、
どうしてなかなか味わい深いカニだと思います笑
ものすごい警戒心と素早い動きを見せます。
ケースに近づくと、一斉に逃げます。と言っても隠れる場所が足りていないので、
とりあえず動いて、あとはその場でじっと脅威が去るのを待っている感じです。
これが今朝の様子です。
脱皮の時など、カニが体ごと水に浸かれる水場の形成がまだ十分ではないので、
レイアウトは今後変えていかねばなりません。
また、ザリガニ同様、多頭飼育では脱皮時の共食いの危険がかなり高いようです。
さてどうしたものか。
とりあえずザリガニのエサとカメのエサへの食いつきは良かったです。
野菜なども試してみたいと思います。
クロベンケイガニについては以上です。
入れておく容器がないので、
アナカリスまみれになったザリージンジンのケース。
ミナミヌマエビのお引越し(プラスチックのメダカ鉢から睡蓮鉢へ)
当たり前のことなのですが、やはり容器のキャパ以上には増えませんね。
このくらいの数が上限のようです。
今回は以上です。
つづく。