ザリガニの飼育

ベランダでの飼育がメインです

猛暑のなかで #110

毎日尋常じゃない暑さですね。

f:id:reigaku:20200817122742j:plain

ちょっとベランダで作業するだけで汗まみれになります。

f:id:reigaku:20200817122936j:plain

脱皮してます。

抜け殻は、翌日にはハサミ以外、キレイに食べられていました。

 

クロベンケイガニも脱皮したようです。

f:id:reigaku:20200817123252j:plain

カニは抜け殻をザリガニほどは食べない気がします。

また、脱皮した直後から比較的よく動きますね。

 

こちら、メダカ鉢

f:id:reigaku:20200817123401j:plain

f:id:reigaku:20200817123433j:plain

貝の背中にミナミヌマエビが乗っています。

この貝たちが、鉢の内側に付着する藻を食べてキレイにしてくれています。

その代わり、結構フンをするはずですので、底にはフンが堆積していってるはずです。

 

さて、カブトムシですが、メスが5日ほど土に潜りっぱなしでしたので、

きっと産卵したはずです。

そこで、土を掘り起こして、採卵してみることにしました。

そのために、卵用のケース(手前)と腐葉土を用意しました。

f:id:reigaku:20200817124118j:plain

奥の小さなケースに一旦カブトムシのオスとメスを避難させ、

その上で、虫かごケースの土の中を慎重に探してみます。

 

f:id:reigaku:20200817124405j:plain

なにぶん初心者なもので、勝手に10個くらいはあるだろうと思っていましたが、

探せど探せど卵らしきものは見つかりません。

そしてようやく

f:id:reigaku:20200817124521j:plain

米粒大の卵を2つだけ見つけることができました(画像内には1コだけです)。

スプーンで慎重に卵用ケースの土の中に移しました。

 

2個!

こんなに少ないこともあるのかと思ってネットで調べてみましたが、

メスの体が小さかったり、あるいは昆虫マットが好みに合わないと、

0~数個しか産まないこともあるようです。

昆虫マットの底のほうは押し固めたほうが良いらしく、その点が甘かったかもしれません。

また、土の湿り気も微妙です。ちょっと渇き過ぎていたかもしれません。

 

そんなわけで再びオスとメスを虫かごケースに戻しました。

メスはまた土の中に潜りっぱなしになりましたので、

一週間ほど経ったら再度掘り返してみたいと思います。

 

f:id:reigaku:20200817125325j:plain

ホテイアオイの花が綺麗に咲きました。

が、葉っぱにはハダニ(アカダニ)がいっぱい付いていました^^;

花は翌日には枯れていましたので、葉っぱを水でしっかり洗っておきました。

 

クロベンケイガニのいる黒ケースを掃除するために、

3匹のクロベンケイガニを取り出してみたところ・・・

!!!

f:id:reigaku:20200817125743j:plain

右側の脚が3本も欠損していたカニがいません。

この前日にケース内に抜け殻がありましたが、

その脱皮によって、脚が3本とも復活したようです!

ようく見ると、真ん中のカニの右脚が、左側に比べて少し細いのがわかります。

 

抜け殻の脚も確かに3本欠損していました。

f:id:reigaku:20200817130107j:plain

 甲殻類の再生能力はさすがです。

右側の脚が1本だけというのはさすがに痛々しかったので、復活してくれて良かった。

 

ただ、オス2匹にメス1匹という内訳で、且つオスの間には体格差もありますので、

小さいほうのオスは脱皮のタイミングで淘汰される可能性が大きいと思っています。

 

 

最後にザリガニについてです。

 

ザリーの子供が産まれた時は、

初交尾からちょうど20日後に抱卵を確認することができました。

 

現在、オス3匹にはそれぞれパートナーがおり、うち2匹は交尾も確認しております。

ただ、既にひと月半ほど経つのに、一向にメスの抱卵を確認できません。

 

これは私の予想ですが、現在夏の暑さのピークを迎えております。

水温が上昇すると溶存酸素量は減ります。

すると、ザリガニは水面に体を出し、直接酸素を取り込みます。

この時だいぶ無防備な姿勢ですので、本当に緊急避難的な行為なんだと思います。

このまま呼吸できなきゃ死んじゃうから、と。

 

つまりそのような暑さの中で抱卵しても、

卵が酸欠で死んでしまうと判断しているのではないでしょうか。

 

酸素はザリガニを活性化させ、よく食べよく動き回り、グングン成長していきます。

ザリガニを早く大きくしたければ、エアレーション付き水槽での室内飼育に限ります。

 

というわけで、暑さが一段落したのちの、9月頃に抱卵が確認できるのではないか、と

予想しております。

 

今回は以上です。