ザリガニの飼育

ベランダでの飼育がメインです

さらばクロベンケイガニ #112

厳しい残暑ですね。

秋の気配が待ち遠しいこの頃です。

近所のクマゼミはさすがに大人しくなりました。

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メダカ鉢です

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メダカは順調に大きくなってきました。

そろそろ産卵してくれるかもしれません。

しかし、ミナミヌマエビは数を減らしたように感じます。

エサとなる藻を貝が食べてしまって、エサ不足に陥っているのでしょうか。

 

また、この時期グングン育って無限増殖するホテイアオイが、

一向に成長しません。

不思議です。

 

 

さて、ザリガニについてです。

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オス1、メス3のケースを2つ作りました。

 

直近の多頭飼育はすべて、

メスだけ(2~4)か、あるいはオスとメスの1ペアのみで行ってきましたが、

オス1に対してメスが複数匹いるとどうなるのか、という興味本位と、

台風シーズンを前に若干数を間引きたいというのがあり、今回の試みとなりました。

 

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まだ小さいうちから単独飼育に変えて、割と特別に育ててきたこちらのザリガニも、
今回の多頭飼育で個体の判別ができなくなってしまいました。

 

さて、

朝、多頭飼育を始めて、その日帰宅してケースを見てみると、

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右側にひっくり返った個体がいました。

まだ絶命はしておりませんでしたが、もはや虫の息でした。

息を吹き返さないかと思って別ケースに移しましたが、翌朝には息絶えておりました。

 

心は痛みますが、この結果は予期していたことですし、

心情的にはたいへん語弊があるのですが、

半ば望んでいたことでさえありますので、やむを得ません。

 

1匹あたりのスペースの狭さもさることながら、

オスほどではないにせよ、メス同士のライバル心がこういう結果を招いたのか、

あるいはオスが手を下したのか。

そこらへんは不明です。

食べられた痕跡はなく、おそらくは喧嘩で脚を取られ、ひっくり返っていました。

 

 

これでザリガニは全12匹となりました。

 

1匹減ったケースには、メスを1匹加えて、

やはりオス1、メス3としております。

 

そこから2日間は今のところ安定しています。

 

 

さて、カブトムシについてです。

カブトムシを飼ってみたことで初めてわかったことですが、

エサ台のついたのぼり木は倒されます。

昆虫ゼリーのカップはエサ台から外された挙げ句、

下の画像のようにきっちり重ねられてたりします(笑)

夜の間に鬼でも来たんか?というくらいメチャクチャになっていることが多々あります。

特に、空になった昆虫ゼリーのカップを木からわざわざ取り外すのは予想外でした。

土の中に埋められたりもします。

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ここ最近、白くて小さなダニが目立つようになりました。

そこで、卵の掘り起こしも兼ねて、マットをリセット(全交換)することにしました。

 

成虫を一旦別ケースに避難させます。

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体格差の著しいオスとメス。

メスは土に潜りっぱなしでしたので、この時久しぶりに見ました。

 

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ここから慎重に卵を捜索します。

 

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ありました。

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3ミリくらいです。

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最終的に10個ほど見つけることができました。

色が白っぽいのが産まれたてで、数日経つと黄色っぽくなるらしいです。

 

前回(8月13日)は2個しか見つけられず、原因をネットで調べたところ、

メスが昆虫マットをお気に召さなかった可能性があるとのことでしたので、

底のほう10センチくらいをしっかりと押し固めた上に更にマットを乗せ、という

二重構造で試したみたところ、今回は10個見つかりましたので、

成功したと見ていいと思います。

 

見つけた卵は、卵用のケースに埋めていきました。

しかし!

その作業中に、卵を2つも破損させてしまう事故を起こしてしまいました。

慎重に慎重にやっていたのですが、とても繊細で・・・

掘り起こしは今回で最後にしようと思います。

 

 

最後に、ようやく今日の本題です。

実は今日、クロベンケイガニを捕まえた場所、つまり生まれ故郷に返してきました。

理由はいくつかあり、複合的なものです。

 

①息子が「カニを飼いたい!」と言ったので、「え?飼ってるでしょ」と返すと、

「クロベンケイガニじゃなくてもっと可愛いのが飼いたい!」とのこと。

クロベンケイガニは渋くて私は好きなのですが、

残念ながら妻子からの好感度は低く、息子はやはりサワガニが本命のようです。

肝心の息子から否定されてしまったのは大きかったです。

 

②台風シーズンに備えて、飼育生体数を減らさないといけない。

飼育ケースをベランダから家の中に避難させられる物理的な量には限界がある。

この件では妻と何度か喧嘩に発展。

 

③クロベンケイガニは海で産卵をし、

孵化した幼生は海中でプランクトン生活を送ったのち、

カニの形になると川をさかのぼるという生き物のため、

自宅で繁殖はさせてあげられない。

 

④これはおまけみたいな理由ですが、明日から数日家を空ける予定のため、

それならば今日返してあげよう、と急きょ決め、実行しました。

 

オス1、メス1のケース

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オス2、メス1のケース

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こちらはいつの間にかオス同士が喧嘩していたようで、

オス1、メス1になっておりました。

 

こちらが残った4匹です。

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6月14日に10匹持ち帰ってから約2ヶ月。

4匹にまで減ってしまいましたが、みな脱皮を経て一回り大きくなりました。

 

現場到着

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この岩の隙間がカニの棲みかです。

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さようなら~

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頑張って子孫を残すんやで~

 

ということでお別れしてきました。

 

今回は以上です。

 

つづく