ザリガニのセメント腺について #113
まずカブトムシについてです。
枝の下にいるのがオスで、のぼり木にくっついているのがメスなのですが、
メスは寿命が尽きたようで、この時既に動かなくなっていました。
サワガニを捕まえに出かけたはずが、
カブトムシの幼虫を頂いて帰ってきたのが5月23日。
黄味がかってきた幼虫をペットボトルに移したのが6月10日。
成虫になって土の上に出てきたのが7月17日。
7月26日からオスと同居スタート、
8月13日に卵を2個確認、8月23日に卵を約10個確認。
そして8月30日の朝、大往生しておりました。
同日、息子と、近所の公園の桜の木の下に埋葬してきました。
小さい体でしたがしっかり卵を産んで、成虫として約1ヶ月半生きましたので、
まずは大往生と言って良いと思います。
メスは、オスが来てからはほとんど土の中に潜りっぱなしでした。
産卵のためと、終盤は寿命が尽きかけていたからだと思います。
ただ、ちゃんと土の上に出て寿命を迎えるんですね。
別に飼い主のためではないでしょうが、
最後の力でわざわざ土の上に出てきて最期を迎えてくれたことに感慨があります。
オスはまだまだ元気そうです。
(※9/1朝 とはいえ少し食が細ってきました)
さて、ザリガニについてです。
現在我が家には、ザリガニ4匹の多頭飼育ケースが2つあります。
内訳は、オス1に対してメス3です。
ザリガニは共食いするので単独飼育が基本、と言われておりますが、
初日にいきなり1匹が犠牲になったあとは、約10日間、安定しております。
(1匹減った分、すぐに1匹追加しましたので、4匹体制は維持しています)
オスは特定の1匹とペアになっているような気がしますが、
気がするだけかもしれません。
こちらは昨夏からいるオスとメスです。
オスはハサミが片方しかないのですが、大丈夫でした。
こちらのオス、
我が家で大きさNo.1のザリー(♀)と、No.2のザリージンジン(♀)とも
同居させておりましたが、今回、改めてメス2匹のセメント線を確認してみたところ、
どちらにもセメント線(腺)は出ておりませんでした。
※月編の腺が正しいと思いますので修正します
セメント腺は、「繁殖可能の合図」というくらいの浅い知識しかなく、
成熟したメスの個体に出てきて、一度出たら産卵するまで消えないものと、
勝手に思い込んでおりました。
ですから一度産卵を経験しているザリーはともかく、
ザリージンジンには絶対に出ているものとばかり思っていました。
どうやらセメント腺は、定期的に出たり消えたりするものらしいですね。
そして、今回交尾が成功したメスにはセメント腺が出ていました。
それでも最初なかなか交尾しなかったので、
もしかしたら以前の交尾で既に精包を持っているのかもしれない、とも思ったのですが、
少し間を置いて見に行ったら交尾しており、結局この日は少なくとも3回は
交尾していたと思います。
今後メスのザリガニについては、
比較的きちんとセメント線の有無も確認してみようと思います。
セメント腺についての詳細はこちらに載っています。
今回は以上です。
つづく。