ザリガニの飼育

ベランダでの飼育がメインです

久しぶりの更新です #109

体調を崩したことにより更新が滞ってしまいました。

10日以上空いたのは初めてかもしれません。

連日殺人級の猛暑ですので、皆様もお体にはくれぐれもお気をつけください。

 

さてこの間にあった一番のニュースと言えば、これでしょうか。

www.aquahermit.com

6月下旬の会合で決まったことのようですが、私はつい最近知りました。

アメリカザリガニも、いつ規制されてもおかしくない状況のようですが、

今回はお情けで見送られたようです。

 

子供の頃から身近な存在でしたので、外来生物だと頭ではわかっていても、

いざ規制が迫ってくると、不思議な感じがします。

アメリカザリガニだけは見逃して!と言いたくなります。

 

 

本題です。

自宅のベランダでもいろいろありました。

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この砂ケースでクロベンケイガニを2匹飼っていたのですが、

8月7日に、1匹が水場で絶命しているのを発見しました。

前日の夜にエサをあげるためにフタを開けた際、

なんとも言えないニオイがしたのですが、その時既に絶命していたのだと思います。

 

断言はできませんが、死因は暑さではないかと思っています。

通常は、脱走防止のために空気穴の開いたフタをしているのですが、

そのフタのせいで排熱されず、ケース内が蒸し風呂状態になったのではないかと。

暑さ寒さに強いと言われてはいますが、さすがに真夏の屋外でフタをするのは

無謀だったかもしれません。申し訳ないことをしました。

 

そこで、生き残ったもう一匹は虫かごに入れて、

エアコンの効いた室内に緊急避難させることにしました(やることが極端)。

下から見たら、この子はオスでした。

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こうなると、心配になるのは水槽です。

ザリガニ2匹、クロベンケイガニ2匹、小魚とヌマエビと貝が共生する水槽。

この水槽にもやはりフタがあります。

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ご覧のように、すっかり水が濁って見えにくくなっています。

これは8月4日時点の画像ですが、日に日に何も見えなくなっていきました。

だから気がつけなかったわけです。水槽内の惨状に。

 

この水槽も8月7日(クロベンケイガニの死が確認された日)に、

すべての生体を他のケースに移そうと水を抜いていきました。

ところが結果は、

ザリガニ2匹とクロベンケイガニ2匹以外、すべて死に絶えておりました。全滅です。

30匹はいたであろうヌマエビが。そして名前のわからない小魚たちが。

 

水温の上昇が限界を超えたか。

それとも、水温の上昇が酸欠を招いたか。

それとも、大量死によって急激に水質が悪化したか。

こちらも可哀想なことをしてしまいました。

 

ザリガニとクロベンケイガニの共生もこのタイミングで解消して、

それぞれのケースを用意しました。

 

こちらはカニのケースです。

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水深は5cmほどで、そこに大きめの流木を2つ入れており、

居心地は悪くないと思います。

 

 

関係ありませんが、天満橋の巨大アヒル

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8月9日の朝

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クロベンケイガニの脱皮を確認しました。

 

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このお腹は、オスですね。

 

白ケースの2匹は、オスとメスでした。

 

虫かごのカニは今朝、流木入り黒ケースに入れましたので、

それにより黒ケースは、オス2匹、メス1匹となりました。

 

クロベンケイガニは全5匹です。

 

ザリガニは変わらず、全13匹です。

ザリーの子供らも、もはや稚ザリとは言えない大きさまで成長してきましたので、

小さな塩ビ管では窮屈そうに見えてきました。

そこで、2番目に大きなL字形の塩ビ管を追加購入しました。

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こちら、塩ビ管の中で交尾中です。

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カメラ寄ります。

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こちらは水槽にいたメス2匹。

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こちらはメス3匹。

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暑さに負けず、概ね元気に見えます。

どうしてもベランダは、どこに置いても数時間は直射日光が当たるタイミングがあります。

なるべく日陰になりやすい場所を選んではいるのですが。

 

直射日光が当たると水温はグングン上昇して、35℃前後までいきます。

ただそれも日陰になってしまえばすぐに下がっていきますので、

乗り切れない暑さではないのだと思います。

フタだけは本当にいただけませんでした。

 

ベランダについては以上です。

 

最後はカブトムシについてです。

前回、体の大きなオスの登場にメスが萎縮して、

夜間、土から出て来られなくなったのではないか、

という懸念を書いておりましたが、こちらは杞憂でした。

すぐに解消され、夜間どちらも出てきて、昆虫ゼリーを食べていました。

ただそれも数日のことで、その間に絡むような素振りも見られませんでした。

そしてそこから約5日間、

メスはぱったりと姿を見せなくなりました。

この現象はどうやら「産卵」のためのようです。

いつの間にかめでたく結ばれていたんですね。

まあこっちも夜中は寝てますので(まして体調を崩していましたので)、

気づかなくても不思議ではないです。

 

で、今朝、ようやく久しぶりにメスが土の上に姿を現しました。

それがこちらです。

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奥がオスで、手前がメスです。

5日ほど絶食状態だったと思いますので、よほどお腹が空いていたのでしょう、

明るいのにしばらく出ていました。

ただそれにオスも付き合っているのは謎です。もしかして嬉しいのかな?

 

無事に産卵してくれていれば、来年に繋がりますので楽しみです。

 

今回は以上です。