ザリガニについての考察 #111
何回か書いておりますが、改めて我が家のザリガニについて。
現在我が家にはザリガニが13匹います。
昨年夏から飼い始めたザリガニが3匹(オス1、メス2)
この3匹の中に父ザリと母ザリがいて、
その稚ザリが8匹います(オス1、メス7)
更に今春(4月と5月)、新たに捕まえたザリガニが2匹(オス1、メス1)
これで合計13匹です。
いずれも捕まえた時点ではまだ4~5cm前後の稚ザリでしたので、
2歳に達しているザリガニはいないと思います。
稚ザリは当初、少なくとも223匹はいました。
性別を意識せずに育てて、厳しい淘汰が行われたのち、
自然に残ったのがオス1、メス7でした。
このことから、狭いスペースで多頭飼育すると、
オス同士は激しく争って数を減らすことがよくわかりました。
オスが8分の1なのは、きっと偶然じゃないはずです。
カブトムシも同じケースにオスを2匹以上入れると、
しょっちゅうケンカして命を落とすようですし、
要するに生物界においてオス同士は、
自らの子孫を残すために最後の1匹になるまで争い続ける性質があるのでしょう。
ライオンなんかもそうですよね。
一頭のオスがプライドと呼ばれる群れを作りますよね。
肉体的に強い遺伝子を持ったオスがハーレムを形成するのが、
種の存続には有効なんでしょう。
メス同士もケンカはしているようですが(ハサミの欠損はよくあります)、
致命傷を負わすところまでやり合うケースはレアな気がします。
だから同居させていても安定しています。
ただメスが複数いるケースにオスを1匹入れたらどうなるのかは、
非常に興味深いところですので、近々こちらを試してみたいと思っています。
今回は以上です。
※一通り書き終わったあとに、
女王アリや女王バチのような逆ケースもあることに気づきました。
カマキリやカエルのようにメスのほうが露骨に体が大きい種もいますし。
様々なパターンがありますね^^;
つづく