ザリガニさんこんにちは #2
前回までのあらすじ。
ベランダで、オスザリガニ2匹、メスザリガニ4匹の計6匹を飼育中。
便宜的に、1~6号と名付けています。
オスが1、2号で、メスが3~6号です。
メスザリガニは当初、4匹とも同じケースに入れていました。
(幅37cm×奥行き25cmのケース)
お願いだから喧嘩や共食いはしないでくれと祈りながら、
5日目にしてようやく百均で新しいケースを2つ買ってきましたので、
2匹を単独飼育へ。残りの2匹はなお1つのケースで飼うことにしました。
この画像を見て、ザリガニ飼育に慣れた方は、
あるいは何か感じるところがあるかもしれませんね。
順調に思えたザリガニ飼育でしたが、それは突然起こりました。
2019年9月14日(飼育をはじめて56日目)
ケースの中にはエサを置くために、
皿もしくは貝殻(ハマグリ)が入れてあるのですが、
2日間、貝殻の上のエサがそのまま残っているケースがありました。
1日目は生ニンジン、2日目は煮じゃがいもです。
上の画像でちょうど真ん中のケースです。
不審に思い、イヤな胸騒ぎを覚えながら、
ホテイアオイを持ち上げ、石や木を持ち上げてみましたが、
いません。どこにもいない。
オスザリガニは忽然と姿を消してしまいました。
ケース自体は登れる高さではないのでしょうが、
ホテイアオイをつたって外に出たのでしょう。
脱走の名人というのは、知識としては持っていましたが、
完全に油断していました。
大丈夫だろうという過信が招いた結果です。
今思えば、「旦那、このホテイアオイ、登れまっせ」と言わんばかりのレイアウトです。
ザリガニは、もっと広い世界に逃げたかったのかもしれませんし、
好奇心に駆られて探索に出ただけかもしれません。
しかし、一度出てしまえば戻ることは不可能です。
ベランダは隅から隅まで探しましたし、
もしかしたら、
ホテイアオイをつたって隣のケースに移ったのではないかという一縷の望みで、
すべてのケースを確認しましたが、徒労に終わりました。
マンションの下(地上)も探しましたが、
完全に姿を消してしまいました。
こうなると、飼育環境の見直しは急務です。
ホテイアオイは脱走を招くので危険ですが、
一方、メダカ鉢で大量生産できる非常に優秀な水草でもありますので、
できればそのまま使いたい。
そうなると、むしろケースの高さ11.5cmというのが問題です。
冬眠に備えて土を入れたりすることも考えると、圧倒的に高さが足りません。
そこがザリガニたちにとって、お城なのかプリズンなのかはわかりませんが、
いずれにせよ、塀はもっと高くあるべきなのです。
新しいケースを購入することにしました。
また、脱走したオスザリの補てんも必要です。
翌早朝の6時、一人で大阪城に行き、ものの5分でオスザリをゲット。
息子を連れていかないと、何かとはかどります。
同時に、どんだけ本気やねん、とも思います。
もはや大人の自由研究と化しています。
この新入りの体長が約5cmあり、うちで一番大きかったので、
こちらを新1号としました。
こうして6匹体制がリスタートしました。
つづく。