ザリガニの飼育

ベランダでの飼育がメインです

カスタマイズ #17

前回までのあらすじ。

レンコンはそんなに好物じゃないです by ザリ一同

 

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ザリーのエサくれアピールです。

カメのエサは浮いてしまうので、菜箸で直接渡してやることがあります。

この時は失敗しまくっていました。

キャッチ失敗。食事中に誤ってリリース。

しかしたとえ水面に浮かんでしまっても、本当に食べたい時は

水草をつたって取りに行きますので、ほっといても大丈夫です。

 

さて、すっかり秋になりました。

そして、ベランダのザリガニたちは、エサを残すことが多くなりました。

特にオスの2号とメスの3号。

この2匹は、フンも少なく、ホテイアオイの根っこに隠れるでもなく、

ケースの端っこに身を寄せて、じーっとしています。

私が覗き込んでも、逃げようとしません。

 

脱皮前ならいいのですが、そうでないなら、

元気がなさすぎる気がして心配です。

 

食べないから元気がないのか。

元気がないから食べられないのか。

食べたくないし、ほっといてくれなのか。

 

嫌な予感がします。

全換水でも余裕、みたいなことを言って、水換えし過ぎたのでしょうか。

あるいは、

隠れ家があると見えないからつまんね、みたいなことを言って、

ろくに隠れられる場所を作ってやらなかったのがストレスになり、

食が細ったのでしょうか。

それとも、今本当に食べたいものを、与えられていないのでしょうか。

 

土管などの隠れ家があると、見えなくなるのでつまらないのは事実ですが、

元気がない姿を見せつけられるのもツライ。

 

水槽のザリーは活発に動きます。

そうなると水温のほかに、水量も関係あるかもしれません。

 

ザリガニの正しい飼い方を紹介するサイトや動画では、

ほぼ、水槽に水をたっぷり入れてエアレーション、とあります。

しかし、ベランダで飼育するご家庭も多いと思います。

 

エアレーション無しで水位が高いとザリガニは溺れてしまうようで、そのため、

・ザリガニの背中が水面に少し出るくらいの水位

・ザリガニの背丈の2倍ほどの水位

これらが推奨されているように思います。

あまり水位が低いと脱皮が上手くいかないことがあるらしく、

背丈の2倍ほどの水位が有力説でしょうか。

 

しかしこれは、屋内なのか屋外なのかでも、少し変わってくると思います。

屋外であれば風が吹くので水面が揺れます。結果として、水に溶ける酸素の量も、

屋内よりは多いのではないかと愚考します。

また、水に溶ける酸素の量は、水温が低いほど多くなるようですので、

冬の屋外であれば、多少水位が高くとも、ザリガニが溺れることは

ないのではないでしょうか。

 

万が一、酸欠状態になりかけても、

何かに登ることで水面に顔を出せるように工夫しておけば、

屋外でも、水がたっぷりの環境で飼育できるのではないかと考えました。

 

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1号の新居

そんなわけで、従来の水位4cmほどから、12cmほどに高くしたものに、

1号を移して、今後しばらく様子を見ることにしました。

苦しくなったら木に登ってや~、という感じにしています。

 

更に、塩ビ管も導入です。

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ベランダ用の隠れ家です。

元気がない様子のザリガニを見て、飼育方針も朝令暮改です。

 

1個179円+税の塩ビ管は、内径4.8cmですので、成体のザリガニでも

十分な大きさだと思います。

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それをこのようにセッティング。

 

水位もみな少しずつ高くしました。

塩ビ管をすっぽり沈めていますので、水位は5cm強です。

 

ほどなくして全5匹が、塩ビ管の中に入ったのを確認できました。

 

塩ビ管をセッティングしたのは2019年10月28日の朝のことですから、

ようやくこの記事で、「現在」に追いついたことになります。

 

つづく。