ザリガニの飼育

ベランダでの飼育がメインです

赤玉土、その後 #56

3月4日の水槽掃除において、底床を溶岩石から赤玉土に替えてみました。

 

3月6日

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3月7日

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3月8日

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掃除から4日が経過しました。

水槽左上のミニ水温計の周りに、コケが発生しています。

残念ながら、底床を替えた効果は見受けられませんでした。

これから徐々に全体がコケに覆われていくことになります。

 

ここでふと思い出しました。

メダカ鉢で赤玉土を採用した際も、一瞬グリーンウォーター化しかけたのです。

なんも変わらんやんけ、と、落胆したのですが、

そこから数日間、熱心に換水を行ったところ、

なんとか踏みとどまり、そこからは何もせずとも無色透明で安定してくれたのです。

 

ならば今回も、赤玉土のポテンシャルを信じて、

コケに侵食されそうになっているところを人為的に押し返してみようと。

 

そんなわけでしばらくの間、水槽前面のコケを拭き取り、換水をすることにしました。

 

3月9日

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3月11日

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3月12日

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3月13日

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こちらが今朝の水槽の様子です。

なんと、水が徐々に白濁化してきました。

底床を赤玉土に替える前は、コケに覆われても水は透明のままでした。

しかし今回は、水が白濁化するという事態に。

謎です。

換水は4分の1程度ですので、やり過ぎということもないと思います。

赤玉土は多孔質なので、バクテリアが棲みやすく水が濁りにくくなるはずなのに、

逆に濁ってきてしまいました。

汲み置き水で換水したのですが、もしかしたらカルキが抜け切っておらず、

そのせいでバクテリアが死滅したのかもしれません。

 

水づくりって難しいですね~。

 

底床を赤玉土に替えてから9日が経過しましたが、

現状はあまりうまくいっておりません。

 

 

なお、こちらは今朝のメダカ鉢です。

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メダカとミナミヌマエビ

水草は、ホテイアオイアナカリス、アマゾンフロッグピット、ウィローモスです。

アナカリス以外は枯れることを覚悟していたのですが、

暖冬のおかげで冬を越せました。

これから夏にかけて大増殖するので、買わずに済み有り難いです。

 

メダカは2018年の春に、楊貴妃メダカ3匹、青メダカ3匹の6匹体制でスタートしました。

偶然ですが、青メダカがすべてオス、楊貴妃メダカがすべてメスでした。

子供はすべて黒メダカとなったのですが、更にその子供には、

赤っぽいメダカや白っぽいメダカが誕生しました。隔世遺伝というやつですかね。

ワンシーズンで子供の子供の子供、くらいまでは誕生しますので、

メダカも増やそうと思ったら無限増殖します。キャパの問題で出来ませんが。

 

最後に、現在唯一単独飼育している稚ザリの様子です。

3月6日

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この時は換水のため外に出していますが、普段はずっと室内です。

日に当たらない環境で、青味がかった透明のケースで飼育しているためか、

体の色が屋外水槽の稚ザリたちとは明らかに異なっています。透明感があります。

 

3月12日

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脱皮しました。

だいたい10日前後の間隔で脱皮しているため、そろそろだな、と予測可能です。

次回の脱皮は3月22~24日あたりになると思います。

 

1月19日

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約2ヶ月で、体長は倍になりました。

 

ザリガニの飼育に底床は不要です。今のところは言い切れます。

 

また、エアレーション無しの状態で、水深は背中の3倍ほどもありますが、

おぼれて窒息死するということもありません。

一応、水面に体を出せるように足場(黄色いネット)を用意していますが、

そのような場面を見かけることはありません。

 

暑くなると溶存酸素量が減るとのことですので、

夏場は、この水深では無理かもしれません。

また、いっても稚ザリが1匹ですので、そこまで酸素が減らないのかもしれません。

大きくなればなるほど、おぼれやすくなる可能性はあります。

 

さて、今年の春から夏にかけて、屋外ケースのザリガニ飼育に関しては、

『視認性』をテーマにしようと思っています。

どういうことかと申しますと、

水槽と違って、屋外ケースの飼育は、とにかくザリガニが姿を見せないので、

正直あまり面白くありません。

生態観察が可能な飼育方法はないかを模索したいと思っています。

要するに隠れられる場所を極力設けない、ということになろうかと思います。

 

一般的に、隠れ家が無いとザリガニにストレスが生じる、と書いてあるサイトが

非常に多いですし、いかにも本当らしいので、それを鵜呑みにしてしまいがちですが、

では、本当にストレスは生じているのか、

ストレスによって寿命は縮まるのか、何らかの不都合が生じるのか、

それを実際に検証してみるのは非常に困難だと思います。

つまり、推量に過ぎないことを、事実として記載してしまっている可能性があります。

 

隠れ家を用意しなかったザリガニは早死にした、という経験があったとしても、

それは単なる個体差(体の丈夫さ)や、別の要因だったかもしれないわけで、

本当に検証するなら、

隠れ家を用意したA群(5匹以上)と、隠れ家を用意しないB群(5匹以上)に分けて、

なるべく同一条件下で一定期間飼育しない限り、

本当のところは分からないと思います。

 

にもかかわらず、いかにも本当のことみたいなので(反証も難しいので)、

隠れ家は必ず用意してあげましょうと書くのはちょっと違う気がします。

 

ただ、ザリガニが隠れ家を好むのは間違いないです。

あれば入りますから。

問題は、無いことが致命的かどうか、です。

 

もう少し暖かくなったら、いろいろと試してみようと思います。

 

つづく。