ザリガニの飼育

ベランダでの飼育がメインです

ザリガニの飼い方① ~ベランダ飼育~ #103

一年前の今日、大阪城のザリガニ池(←勝手に命名)から、

ザリガニを2匹持ち帰りました。

それがザリガニ飼育の始まりで、今日でちょうど丸一年が経ちました。

 

以来、ベランダで飼育しつつ、室内水槽でも飼育しました。

その経験を踏まえ、一旦このタイミングで、

ベランダでのザリガニの飼育方法について、私なりにまとめてみたいと思います。

 

なお、完全に自己流であり、

これが正しい飼い方などとはこれっぽっちも思っていませんので、

そこはあらかじめご了承ください。

 

まず、当たり前ですがケースを用意します。

これは百均で良いと思います。

私はダイソーのこれをメインに使っています。

f:id:reigaku:20200721152145j:plain

ケースを用意するまでは、捕ってきた際のバケツのままでも良いと思いますが、

狭すぎると可哀想ですし、複数匹いれば共食いのリスクも高いので、

早めにケースをザリガニの数だけ用意することをオススメします。

 

このケース最大の弱点は、

高さが10センチしかないのでよく脱走されることです(致命的!)

しかし気をつければ大丈夫です。

 

私は、ザリガニの隠れ家としてL字の塩ビ管を使っていますが、

ザリガニはその上に乗って脱出を図るようです。

f:id:reigaku:20200721152755j:plain

右側の塩ビ管は成体(大人)用のサイズですが、

この塩ビ管を使うほど大きなサイズのザリガニは、

塩ビ管ナシでも高さ10センチなら脱出できますので、

そうなるとケースの上に防鳥ネット(百均で売ってます)をかぶせるとか、

あるいは高さ15センチ以上のケースにしないと危険です。

 

そこで、同じくダイソーで売っている220円ケースの出番です。

f:id:reigaku:20200721153550j:plain

高さは倍の20センチあり、これで脱走の心配は無くなります。

 

大きいケースのメリットはたくさんあります。

・水をたっぷり入れられる(水温と水質と溶存酸素量の安定)

・直射日光が当たりにくくなり、水温がそこまで上昇しない。

ホテイアオイのように背の高い水草も入れられる。

 

良いこと尽くしのようですが、

デメリットとしては、

・ケースが大きい分だけ掃除が大変

・生体の様子が見えづらくなる

 

ケースの掃除をどこでどうやってするかは個人差、環境差が大きいでしょうが、

私に関する限り、高さ10センチの差で洗いやすさが全然違ってきます。

掃除に関して言えば、ケースは小さければ小さいほど楽に決まっています。

しかし狭すぎるとザリガニが可哀想、というわけで、

最初のケースがメインとなっているわけです。

 

掃除を楽にする、という点では、

私は底床は不要だと思っています。

ザリガニ飼育では、

底に砂や砂利を敷くと良い、と書いてあるサイトが多くあります。

これは、生物を飼育する上では、

なるべく自然の(野生の)環境に近づけてあげたほうが良い、

という観点からだと思いますし、私も最初は底床アリで飼育していましたが、

自然界の完全再現など不可能ですから、

どうしたってケースは一定間隔で洗わないといけません。

洗う際、底床にはフンが混じっていますので、捨てて入れ替えるか、

洗って再利用するかになると思います。

前者はコストが、後者は手間が掛かります。

底床が無ければ、流して終わりです。(タワシでゴシゴシしてますが)

 

これは持論ですが、面倒だと思うことはなるべく減らしたほうが、

結果として、長く丁寧に飼育できるような気がします。

 

例えば水槽飼育は間違いなく楽しいのですが、

綺麗さを維持するための掃除が思いのほか大変、という声もよく聞きます。

「面倒」「大変」は、マメな人でなければ大敵ですので、

生体の健康に明確な支障をきたさないのであれば、省力化は推奨したいです。

 

(異論はあると思います。あくまで私個人の意見です)

 

②につづきます。