省力化 #144
今回は、ザリガニ飼育の省力化についてです。
既に水道水からカルキを抜くのはやめています。
このたび、ケースの掃除についても見直そうと思いました。
こちらの画像は掃除直後です。
これまでは、ケースをブラシで磨くだけではなく、
塩ビ管も歯ブラシで磨いてキレイに藻を取っていたのですが、
暖かくなるとものの数日で緑化します。
この手間は徒労だということにようやく気づき、
塩ビ管はそのままでいくことにしました。
こちら、4月3日(土)の15時の画像です。
このケースが、
4月4日(日)の12時には、こうなります。
フンまみれです。
暖かくなったことで、
よく食べ、よく出し、よく動いているようです。
ちなみに動いているのは夜間であって、
日中は塩ビ管の中に隠れていることがほとんどです。
時間があればスポイトでフンを取ってやるのですが、
8ケースもあるとこれはかなりの手間です。
それでこれまでは、
数日放置してからザリガニを別ケースに移し、水を捨て、
すっかり緑化したケースをゴシゴシとブラシで磨いていたのですが、
このブラッシングも今回、やめることにしました。
ブラッシングして白ケースの白を取り戻す作業は、
キレイにしたという自己満足を得るためだけの徒労に過ぎず、
時間と労力の無駄であるということに今更ながら気づいたからです。
ブラッシング無しだとこうなります。
ちなみに右下にある黒い物体は「貝」です。
去年、クロベンケイガニを獲った際に持ち帰った貝です。
このケースの2日後、今朝(4/5)の様子がこちらです。
貝が藻を食べながら移動している様子がよくわかります。
藻の掃除をしてくれるので一見ありがたい存在のようですが、
貝もしっかりフンをしますので、プラマイゼロといったところでしょうか。
藻はザリガニにとっても「優しい存在」(少なくとも無害)だと思いますので、
ゴシゴシの手間は省いて正解でしょう。
これによりだいぶ時間と労力が省けます。
さて、
ザリガニのフン(アンモニア)はザリガニにとって有害ですが、
だからといって頻繁な水換えも、ザリガニには結構負担となるようです。
理想はこまめにフンをスポイトで取り除き、
その都度足し水をしてやることだとは思うのですが、
なにぶん8ケースもあると、あまり理想は追求できません。
(更にもうひとつ上の理想は、
底床を敷き、生物ろ過を効かせることだと思います)
全換水掃除の間隔は、あけ過ぎても短すぎてもダメでしょうから、
難しいところです。
今回は以上です。
つづく。