ザリガニの飼育

ベランダでの飼育がメインです

ザリガニを長生きさせるには #145

今回は、ザリガニを長生きさせる飼育方法についてです。

 

こちらは、私が都度、参考にさせて頂いているブログです。

crayfish.wpblog.jp

ポイントは、

「底砂を敷いて、生物ろ過を効かせる」ということです。

 

自然環境下であれば4~5年、長ければ10年近く生きるザリガニが、

飼育環境下では約2年の寿命。

 

これを考えれば、

より自然の環境に近づけてやるのがザリガニにとっては

最善の飼育方法であるというのは、自明の理であるように思います。

 

ただ私は敢えてというか、やむなくというか、とにかく

「ベランダ飼育」にこだわってやっていきたいと思っていますので、

状況は異なります。

当然エアレもありません。

そして、なるべく全ての個体に交尾と繁殖の機会を持ってもらって、

脈々と命を受け継いでいってもらいたいとも思っています。

更に、基本的には多頭飼育です。

 

ですから飼育者が、何を目的に飼育しているのか、

単独か複数か、室内水槽か屋外ケースかでも、

飼育方法は変わってくると思います。

 

 

底床を敷くと、排泄物等がヘドロのように底に溜まるので、掃除が大変です。

一方で、生物ろ過がきちんと機能してくれれば、

掃除そのものをしなくて良くなる可能性があるわけで、

いろいろな意味でこちらのほうが生体には優しいでしょう。

ただ問題は、

たいして広くもないケースにザリガニを複数入れた場合でも、

底床(バクテリア)による生物ろ過は機能するのだろうか、という点です。

まして夏場は水量を減らさないと酸欠のおそれがあります。

 

生物ろ過に期待して、結局機能してくれない(追いつかない)場合、

アンモニアの毒にやられてしまう可能性がありますが、

機能しているのかどうかは素人にはわからないと思います。

 

わからないので仕方なく掃除をすると、今度は底床が非常にやっかいです。

ヘドロの塊のようになっていますから。

それで私は結局、底床はナシで飼育することにしました。

掃除の手間が格段に違うからです。

面倒だなと思うことは極力排除したほうが、結果として

キレイな状態を維持できると思っています。

面倒はお世話の大敵です(格言)。

 

そうなると今度は掃除による水質変化(=ザリガニの体に負担)の問題が

出てきますが、

言っても水道水から水道水ですから、

そこにそれほどの水質変化があるのかという疑問も生じます。

短期間での全換水は、

水質が変化する前にリセットされていると思うのですがどうでしょう。

 

理想はとにかくなるべくマメにフンを回収しつつ、

時間がなくてそれが滞った時には全換水。

当面はこのやり方(要するに今のやり方)でいってみようと思います。

 

今夏で我が家に来て丸2年になるザリガニが2匹いますので、

目指せ長生き、です。

 

最後に、こちらの動画もオススメです。

www.youtube.comとても勉強になります。

15分ありますがお時間のある時にぜひどうぞ。