ザリガニの飼育

ベランダでの飼育がメインです

週末いろいろありました② #107

この週末の本題です。

事件は7月24日の夕方に起きました。

 

クロベンケイガニの飼育を始めてからこの方、

1匹を死なせてしまい、5匹を脱走させ、

残り4匹となっておりました。

 

24日の夕方、息子が室内からベランダを見て、

ベランダの排水溝にカニがいるのを発見しました!

急いで捕まえに行ったところ、大して逃げる素振りもなく、

あっさり確保に成功しました。

おそらく、数日前に脱走したカニが、飢えと渇きに耐えかねて出てきたのでしょう。

ですから逃げる気力も体力もそれほど残っていなかったのだと思います。

 

さらにそのあと、私がエサあげのためにベランダに出ると、

再び、今度は別のカニがベランダの床の上にいました。

前日に砂ケースから消えた、あの右脚が3本欠けたカニでした。

こちらも同様の理由からか、あっさり確保に成功しました。

 

この、立て続けの確保劇を受けて、

おそらくそれまでストレスゲージが増え続けていたであろう妻の怒りが爆発しました。

「もし逃げたザリガニやカニが、横や下の家に行ったらどうするのか?

謝りに行くのか?うちのせいでマンションに貼り紙が貼られたらどうするのか?

そもそも飼育数が多すぎる。返してこい。返してこないなら私が処分する。

繁殖ナシで1~2匹だけ飼え!」

要約するとこのような内容でした。

 

この時は、「ザリガニは外来種で返すわけにはいかない。

徐々に減らしていくから時間をくれ」と言うのが精一杯で、

こちらも著しく不愉快な気分になりました。

 

しかし、確かに妻の言うことは正論です。

台風が来るたび室内に避難させるには、

生体数が多すぎというのは紛れもない事実です。

そして脱走に関しても、どこかそれをされることに慣れてしまったところがあり、

ザリガニの時に何度かベランダ中を隈なく探して見つからなかったので、

脱走したら、フタの無い排水口に入って行きそこで死んでいるものと、

勝手に決めつけていました。

下の家はともかく、隣の家に行く可能性は十分あることです。

ベランダに突如ザリガニやカニが出現したら、ギョッとすることでしょう。

 

脱走は人為的且つ初歩的なミスによって起こることですので、

確実に防ぐことは、その気にさえなれば可能です。

要するに脱走の防止に本気になっていなかっただけなのです。

 

というわけで今後、以下のことを押し進めます。

①高さ10センチのケースは、準備が整い次第使用を中止する。

②多頭飼育による自然淘汰(人為的淘汰?)で、生体数を間引く。

 

①と②の目的から、寝かせていた水槽を再利用することにしました。

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こちらのケースには、カニとザリガニがそれぞれ2匹ずつ、

更にヌマエビと、大阪城のザリガニ池で捕れた謎の魚が2種類います。

 

この魚、サイズはメダカと同じくらいですが、メダカと違って水面近くは泳ぎません。

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こちらはうなぎみたいな見た目と泳ぎ方で、いつも底のほうにいます。

 

 

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ホテイアオイの葉の上にカニがいます。

その奥の水の中にもう一匹。

 

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ヌマエビもたくさんいます。

 

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こちらのカニケースも、オアシスはやめてシンプルなレイアウトにしました。

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 砂ケースには、空気穴を空けたフタをします。

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3ケースに2匹ずつで、カニは計6匹です。

 

 

さて、昨日、ベランダに珍客です。

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死ぬ間際かと思います。

飛び立てずベランダに転がっていたのを、妻がガジュマルにとまらせてあげました。

息子がそれを見ながら、セミの絵を描いていました(笑)

ただ、一晩経って今朝はまだいたのですが、朝食の間に消えていました。

最後の力を振り絞って帰っていったのかもしれません。

 

最後に、オスのカブトムシについてです。

昨晩車で指定の場所(コンビニ)まで受け取りに行きまして、

無事、オスのカブトムシを持ち帰ることができました。

ジモティーとはなんて素晴らしいシステムなんだろうと思いました。

それがこちらです。

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幼虫の育て方などもレクチャーして頂いたので、

なんとか交尾、産卵に成功して、来年に繋げたいところです。

 

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オスの角はやはり格好良いですね。

 

今回は以上です。

 

つづく。