ザリガニの飼育

ベランダでの飼育がメインです

水槽がやってきた #5

前回までのあらすじ。

衝動に突き動かされるままに、

妻に相談せず水槽をポチってしまう。

 

「実は、ザリガニ用の水槽を買いまして」

「は?」

「もう買っちゃいました。近日中に届きます」

「うちの中で飼うの?」

「ええ、まあ」

「え~。臭くなるでしょ?」

「それは誤解で、水をたっぷり入れて、ろ過器も使えば、

ザリガニは決して臭くない!大丈夫!」

 

そんなやり取りがありました。

これで服でも買ってください、とお金を渡したような気がしないでもありませんが、

しぶしぶ納得してくれました。

 

さて、増税前の駆け込み注文の殺到により、発送作業が遅れていた水槽ですが、

10月1日に無事受け取りました。

 

そして、10月2日に水槽を立ち上げました。

水槽に入れる水は、ベランダに汲み置きできる量ではないので、

水槽とセットで付いてきたカルキ抜きを使いました。

 

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立ち上げ直後は水がまだ若干濁っています。

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水槽に引っ越すのは彼女。メスザリ6号です。

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プクプクも入れて、6号も入りました(右下の土管の中)。

さて、ここでふと考えます。

水槽内に水草も入れたいところだが、そうなると光が必要だな、と。

人工的な光でも水草光合成ができるのだろうか。

 

早速ネットで調べたところ、照明でも大丈夫のようです。

 

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prime会員ですので送料ナシの2,469円です。

 

翌日10月3日に届きました。

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やはり照明が入ると違いますね。ホテイアオイを浮かべています。

ろ過器は1日で結構汚れるものなんですね。

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ホテイアオイの根っこにしがみつく6号

突如、息子のおもちゃを収納する、物置のような部屋に出現した水槽。

IKEAのトロファストの上に置きました。

 

妻が、ザリガニをじーっと見ながらポツリ。

「案外可愛いかも」

(でしょ!)としたり顔の私。

 

そして、こいつがメスであることを伝えると、

勝手に「ザリー」と呼び始めました。

 

息子も、「ザリー!」と叫びながら様子を見に行きます。

 

これまで、1~6号で通っていたザリガニ達ですが、

ついに、6号改め、ザリーと命名することになりました。

 

これまでほとんど百均で買い揃えていたザリガニの飼育道具ですが、

屋内飼育は、始めるのにお金が掛かりました。

また、イニシャルだけでなく、ランニングコストも掛かります。

ろ過器(プクプク)とLEDライトは1ヶ月で電気代約130円です。

ライトは日光とだいたい同じようにしたいので、

この季節は、6時から18時までの約12時間つけます。

朝は気づいたほうがつけて、平日の夜は妻に消してもらいます。

 

お金の掛かる水槽飼育ですが、これは、間違いなく、始めて良かったです。

格段に飼育が楽しいです。

え、ザリガニってこんなに動くの?というくらい動きます。

ベランダのザリガニは見に行ってもじーっと動かず、

水草の下に隠れているため寂しいです。

 

見ているところでエサもよく食べてくれますし、

なんならエサくれアピールもしてきます。

ベランダでは見られなかった光景です。

 

水草の根っこにぶら下がり、遊んでいるの?という光景もよく目にします。

とにかくじっくり間近で観察できます。

 

ベランダと水槽の何がどう違うのでしょう。

なぜベランダのザリガニは警戒心がいっぱいで、

水槽のザリーは警戒心を解いているのでしょうか。

 

水の量なのか。ガラスによって隔てられているという安心感なのか。

 稚ザリから飼えば、ベランダでも警戒心を薄れさせることはできるのか。

謎解きのテーマは尽きません。

 

なお、水槽でも、急に近づいたり、大きな音を立てたりすると、ビクッと驚き、

警戒して後ろに下がったり、しばらく動きを止めたりします。

また、寝ているのかな、という時間帯もあり、その時は、

土管の中でじーっとしています。

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水槽と一緒に、新しく導入したエサです。

このエサの食いつきが非常に良いです。

気に入っている点は、

多少時間が掛かっても、きちんと沈むこと。

一粒が大きいので、ザリーがちゃんと食べているところを視認しやすいこと。

水を汚している気配が無いこと、などです。

 

ちょっとお高いですが、量はたっぷり入っていますので、オススメです。

ただ、おそらく脱皮に必要なカルシウムは、

ほとんど入っていないんじゃないかと思います。

だからこのエサだけではダメでしょう。

 

こうして、ベランダ飼育と平行して、屋内水槽飼育もやっていくことに

なりました。

 

つづく。