ザリガニの飼育

ベランダでの飼育がメインです

ザリカップルは成立するか(前編) #8

前回までのあらすじ。

ザリーの水槽に、オスザリ1号を投入してみることにしました。

交尾そして産卵、稚ザリの誕生を夢見て、勇み足気味にチャレンジです。

 

2019年10月7日

この日、これまで平穏だったザリーの日常が劇的に変化します。

新環境である水槽暮らしにも慣れ、水草と戯れていたザリーのもとに、

闖入者が現れたのです。

 

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土管のうしろ。向かって右が1号で、

左がザリーです。

オスザリのはさみデカッ、と思いました。

プクプクを挟んで、相手の出方をうかがう両者。

緊張感があります。

 

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壺の上のザリーは、水草をつたって更に上に逃げようとするも、

緊張で体が思うように動かないのか、壺から落ちてしまいます。

すると、好奇心からか少し近づきますが、やっぱり怖い!となって、

後ろに下がります(という風に見えます)。

今度は逆に、1号がザリーを威嚇。

ザリーは後ろに飛び跳ねて逃げます。

ニョキっと出たハサミの怖いこと。

 

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 激しく動揺し混乱をきたしたザリーは、またもや壺からすべり落ち、

あろうことか1号のそばに来てしまいます。

「ここから出してくれー」と言わんばかりのザリー。

そして1号の目の前を、ガクガクしながら横切ろうとしますが、

最接近したところで1号がまたしても威嚇、というか攻撃をしかけ、

ザリーはザリジャンプを繰り返して、なんとチューブにしがみつきます。

チューブにつかまるザリーをこの時初めて見ました。

しかしあまりにも動揺し体が震えるのか、

チューブ上で安定することもままならないザリー。

その間、明後日の方向を向いたまま固まっている1号。ドヤ顔か。

一方、完全に恐慌状態のザリー。

 

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16倍速です。

土管を通ってザリーの下に出た1号。

下から煽られ、生きた心地のしないであろうザリー。

 

体のずっと大きな1号が、ハサミを上げる威嚇ポーズをとりながら、

ザリーににじり寄っていくサマは、

なんだか大人げないぞお前、と思いました。

 

しかしながら、ザリーはもちろんビビってますが、1号にしても、

突然新しい場所に連れて来られて、そこに見知らぬ先住民がいる。

これまた十分に混乱するシチュエーションだったのかもしれませんね。

 

つづく。