アオムシはじめました #73
何がきっかけだったかはわかりませんが、
息子が突然、「アオムシを探しに行こう!」と言い出しました。
それで夕方、バケツを持って大川沿いの公園へと出かけました。
私はこれまでの人生で一度もアオムシを探したことはなく、
どこにどのような形でいるのかもわかりませんでしたが、
公園に舞うモンシロチョウは見かけるので、
では当然その赤ちゃんであるアオムシくんもいるだろうと。
スマホで調べると、モンシロチョウは、
キャベツを代表格としたアブラナ科の植物に卵を産むとのこと。
そう言えば公園にアブラナが咲いている一角があったなと思い、
葉っぱを観察してみたところ、なるほど食べられた痕が至るところにあります。
ただ、私は虫全般が苦手でして、息子が好きでもなければ、
この歳になってダンゴムシに触ることは決してなかったはずです。
雨上がりだったので、葉っぱにはナメクジもおり、
内心「キモチワルー」と思ってあまり積極的には探していませんでした。
しかし、息子はどうしてもアオムシを見つけたがっている。
そうなると、ここは父親としての威厳を保つため、
なんとか一匹くらいは見つけてやりたい。
そうこう探すうちに、ついに葉っぱにアオムシがいるのを見つけました。
息子、大興奮。
更にもう一匹見つける。
※注記
慣れるといっぱい見つけられます。
かじられた葉っぱには100%に近い確率でいます。
アオムシは手で直接触ると弱ってしまう可能性があるようですので、
葉っぱごとバケツへ。
というわけで、ダンゴムシに続いてアオムシまでも飼うことになりました。
しかし、この日から連日、「アオムシ取りに行こー!」が始まるとは、
この時は思ってもいませんでした。
つづく。