ホテイアオイに巣食う赤い悪魔 #91
我が家のメダカ鉢(睡蓮鉢)です。
この中で、約10匹のメダカと、約50匹のミナミヌマエビが暮らしています。
おそらく寿命がきたのでしょうが、メダカの数がだいぶ減りましたので、
他のメダカ鉢で、次の世代を担うメダカの稚魚を飼育中です。
この稚魚も、今年の夏には産卵できるまでに成長します。
一応毎朝エサをあげていますが、水草をたっぷり入れているので、
水草の根や鉢の内側に付着する藻だけでも問題ないと思います。
そのうえメダカは卵も稚魚も食べちゃいますし。
さて今朝、ホテイアオイが繁ってきたので間引こうと思ってじっくり見てみたところ、
なななななんと!
昨年非常に苦しめられたあいつがまた襲来していました!
おわかりになりますでしょうか?
もっと寄ります。
この赤い小さな点は、虫です。
ハダニというらしいです。
葉に寄生して養分を吸うため、葉が枯れていってしまいます。
そのうえ葉から葉へ、株から株へと移動するので、
放っておくとホテイアオイは全滅させられます。まさに赤い悪魔!
隣の鉢のホテイアオイもやられていました。隣の隣もダメです。
水で洗い流しても、なかなか一網打尽にするのは難しく、
やっつけてもやっつけてもしつこく出てくる、といったイメージです。
まさにいたちごっこです。
早期発見できなかったのが悔やまれます。
新規で買った水草はないので、
ハダニを連れてきた犯人はカメムシあたりでしょうか。
わりと高い階なのですが、カメムシはよく飛来します。
ホテイアオイはザリガニのエサにもなりますし(逃走経路にもなります)、
根っこが繁るので、ミナミヌマエビの赤ちゃんの隠れ場所としても良いでしょうし、
メダカの産卵床としても良く、綺麗な薄紫色の花も咲き、
1株買えば夏場に無限増殖しますので水草としては最高なのですが、
屋外で越冬できないのと、この赤い虫!
この赤い虫に枯らされるのが、ほとんど唯一にして最大の欠点です。
これからしばらくの間は、葉っぱ一枚一枚をなめるように観察して、
少しでも赤い虫に付着されているような兆候が見られたら、
水道水でこれでもかと洗い落とす作業の日々が始まります(ちーん)。
最後にザリガニについてです。
14匹中、オスは3匹しかいないとの認識でおりましたが、
今朝ケースを掃除したこちらのザリくんがオスでした。
勝手にメスだと思い込んでおり失礼しました。
ザリーの子ではなく、今年に入ってやって来たニューカマーです。
大阪城最後のザリガニと言っても過言ではないでしょう。
今回は以上です。
つづく。